朝、もともと高めの血圧が160-100くらいになる。
一カ月以上、内科の定期診察を確信犯でサボってた。
薬を飲むと確実に下がるというわけではないので、「切れてしまった!」という思いこみもある。
午前中はナレーションの最終校正。
昼前に内科へ行く。
降圧剤は2種類、どちらもジェネリックで「カンデサルタン」と「ニフェビジン」
「カンデサルタン」
ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)で4番バッターみたいなものらしい。
当たれば(降圧作用は)大きいが、空振りに終わる(血圧が思うように下がらない)ことがあるとか。
「ニフェビジン」
カルシウム拮抗薬でイチローのようなものでコツコツ確実に血圧をさげる。
昼イチで編集スタジオへ行き、何ヶ所かの手直し編集。
ナレーション収録はスタジオのブッキングを怠っていたため1時間以内にしないといけない。
ギリ1時間に収めるが、スタジオから出て歩くときにクラっとした。
集中した1時間に結構なストレスがかかったのかな。
足が実際にふらついたわけではないが…嫌な感じ。
ストレスは血圧を上げ、血栓を作りやすくする。
手足の痺れとか、視野が欠けるとか、呂律が回らないとか、失語症になるとか 脳こうそく の症状はない。
音のミックス作業を待つ間に、この部分のナレーションはこうすべきだった、と気づく。
ナレーション原稿の後悔、これまではあまりなかったこと。
伝えるべきことを言葉で表現出来なくなってしまったのか、あるいは体力が落ちて粘れなくなったか。
もうプレータイムは後悔するほど残っていない。
笠谷幸生さんの訃報。
1972年の2月を思い出す。
ニット帽で札幌の青い空に舞った笠谷の勇姿を思う。
明ごころでビール中瓶と厚揚げ焼。
ここはカウンターをはさんで客と店員(料理人含め)との距離が近い。
スマホオーダーにはならないだろう。
一山、二山越えて、明日も仕事か…。
明日終わったら少し楽になる。
そして、あまり関係ない大型連休(NHK風に)だ。