笑われるのを覚悟で書く。
66歳にしては俊敏性はある。
駅の階段を登り下りもそこそこ速いと思う。
学生時代と同じとはいかないが歩く速度も他人と比べて速い。
何人かに抜かされるが、同じくらいは追い抜く。
信号待ちやターンのストップ&ゴーでモタモタしたりしない。
…という“自覚”はある。
客観的にはかなりの確率で衰えている、とは思うが…。
同時に思う。
そのクイックネスがリスクだと。
つまづいて転倒する。
あるいは階段から転落する。
アジリティ(対応性)は確実に衰えている。
致命的な事故につながる。
5年前にスタジアムの階段でつまづき転落、頭蓋骨骨折。
10年前に山で転倒して首に木の枝が刺さり九死に一生を得た。
その前にも…。
持続力はないし、しょっちゅう疲れをぼやく。
反面、66歳にしては動きがスピーディー過ぎる。
自慢しているのではなく、心配しているのだ。
意識と身体のズレ。
のんびり歩こうよ、と自分に声をかける。
スピードは速度の速さというそのままの意味ですが、クイックネスは物事に反応して動き出す速さを指します。 そしてアジリティは、状況に対してどれだけ素早い判断ができるかという意味を持ちます。 つまり、スピードやクイックネスの能力があっても、アジリティの能力がなければ、正確な判断が下せないということになります
きょうは半休という意識で過ごす。
夜に編集スタジオへ行き、テロップの手直しをして、持ち帰るとタスクのみ。
ナレーションの校正などは明日の朝に回す。
いま担当している番組は毎月3週分(4週目休み)のオンエアがあるが力の配分を考えている。
・全てを自分でやる回
・各段階の最終チェック(校正)だけやる回
・構成を打合せしたり、ポスプロ編集やナレーション収録の代行をしたりする回
今回は3つめで、もっともストレスがかかる。
来週はオンエアがない週だけど、関西インカレという学生陸上の中継スタッフなので休めない。
きのうボーマンだったのにウエダ商店の角打ちに立ち寄ってしまう。
いつもの窓向きのカウンターで野球中継を見ながら飲む。
至福の半時間。
ここで1000円を超えることは滅多にない。
飲みながらいつも収入がなくなった時のシミュレーションだと考えたりする。
でも、梅田に出てくることだって電車賃がかかる。
そもそも立ち吞みするのも健康あればこそ。
いろいろ考えたら陰々滅々としてくる。
今日も遅く帰る。
二晩連続で小さな煮麺にしてもらう。