ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年11月5日(日) 毎朝ぐったり起きる日々が来るなんて…

 

 

ぐったり起きる。

という表現はどうなの? と思う。

年々起き抜けのエンジンのかかりの悪さが増していく。

身体中の節々が痛むトシヨリまっしぐら。

ヒロは午前中と就寝前にストレッチや腰痛体操、自重筋トレを欠かさない。

歯磨きも朝晩ていねいにやる。

それくらいケアしても老化を遅らせるくらいしか出来ない。

でも、と考える人と、どうせ死ぬからいっしょ、と考える人とは絶対に違う。

マサオのことが頭に浮かぶ。

リハビリもせず、施設で読書とYou-Tube観賞で安寧に暮らしている。

でも、どこへも行けない。

不運もあるし一概に自己責任とは言えない。

でも、セルフネグレクトをしてきた結末なのは…うーむ、それは絶対にあると思う。

気持ちいい身体感覚を得るために、ぐったり起きても四股を踏め、ぐるぐる肩を回せ。

 

全日本大学駅伝をテレビ観戦。

駒澤大学無双、一度も先頭を譲らず二度目の大会4連覇達成。

関西勢、立命関学、関大、大経大に注目していたが惨敗だった。

関東のトップグループがNPBの一軍なら、関西勢はファームか独立リーグ、あるいはアマチュア

眼鏡堂氏によると、少子化で選手の取り合い、地方私立のレベル低下で地方国立が出場可能になったと。

ここにも格差か…。

折しもセルジオがブログ「風屋敷日録」で引用していた。

欠落はより高度な欠落に向い、過剰はより高度な過剰に向う というのが、

そのシステムに対する僕のテーゼです。 (村上春樹「ハンティングナイフ」)

 

日本シリーズ第7戦は外国人の出会い頭の一発でワンサイドゲームになった。

興味がなくなってテレビ観戦打ち止め、おかげで夜は自由時間になった。

(もともと自由時間だから野球中継見てたんだけどね)

「やっぱり日本シリーズは遠くにありて楽しむものだね」

「どこのチームでもいいから1点差のヒリヒリ感が欲しいよね」

「来年は北海道と横浜の日本シリーズが観たいな」とか。

アンチ阪神同士、ラインでいろいろ勝手なこと言って溜飲を下げる。

 

 

amazonプライムで「ナックルガール」を観る。 

主演が大好きな三吉彩花で、予告編観たらボクシングが様になってて期待して観たが…?

こんなストーリーだった。

今際の国のアリス」「犬鳴村」の三吉彩花が、拳ひとつで命を懸けた戦いに身を投じていく女性ボクサーを演じた本格アクション。韓国の同名人気ウェブコミックを原作に、「ポイントブランク 標的にされた男」「リセット 決死のカウントダウン」のチャン監督がメガホンをとった日韓共同制作作品。

将来を有望視される女性ボクサーの橘蘭(たちばな・らん)は、ある日突然、唯一の家族である大切な妹・柚希が行方知らずになったことを知る。警察から妹が自殺したという連絡を受けた蘭だったが、そのことを信じることができず、独自に調査を開始。やがて蘭は柚希が事件に巻き込まれたことを知り、事件の裏に謎の犯罪組織の存在が見え隠れしていることに気づいた蘭は、妹を救出するため大切なグローブを外し、ナックルダスターを武器にたった一人で裏社会に踏み込んでいく。

蘭の最大の敵となる犯罪組織の男・二階堂役で伊藤英明、二階堂のボスとなる白石役で窪塚洋介、蘭に協力する元恋人の神谷役で前田公輝、同じく蘭の協力者になるハッカーの成瀬役で細田佳央太、妹・柚希役で南琴奈らが共演。Amazon Prime Videoで2023年11月2日から配信。

2023年製作/107分/日本・韓国合作 配信:Amazon Prime Video 

 

うーん、うすっぺらいのは否めない。

何が原因なのだろう?

舞台は川崎あたりの京浜工業地帯に近いとある町と横浜。

冒頭のコンビナートの遠景とかの描写は悪くない。

何かザワつくものがある。

でも、進むに連れ裏切られたような感覚になる。

期待してたのと違う。

脚本、台詞、映像、役者?

日本語のせい? 伊藤英明のわざとらしさ、窪塚の棒読み台詞? 

アクションシーンは悪くないし、設定にリアリティが無いのはNetflixバレリーナ」も同様なのに、天地ほど差を感じる。

日本語だからかな?

 

でも三吉彩花はいい。

彼女見たさで最後まで。

「旅立ちの島唄」 この映画を観たのは2013年でしたか。

2013/5/31 十五の春 - ぷよねこ減量日記 2009/5-2016/1

 

あと端役だが彼女の叔母さん役で生活に疲れた五十代を演じていたのが有森也実

最後のクレジットを観るまでまったく分からなかった。

かつてのヒロインが…!

そんな世代なんですね。

村上春樹が「ウィズ・ザ・ビートルズ」の冒頭に書いていたことを思い出す。

歳をとって奇妙に感じるのは、自分が歳をとったということではない。

かつては少年であった自分が、いつの間にか老齢といわれる年代になってしまったことではない。

驚かされるのはむしろ、自分と同年代であった人々が、もうすっかり老人になってしまっている……

とりわけ、僕の周りにいた美しくて溌剌として女の子たちが、

今ではおそらく孫の二、三人もいるであろう年齢になっているという事実だ。

 

この「みんなの更年期」シリーズ、いろいろと感慨深く観ました。

有森也実磯野貴理子小島慶子有森裕子

www.youtube.com

あしたは京都で遊ぼう。

ボーマンには要注意!