ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年11月4日(土) 歩きながら考えごとは…出来ず。

編集スペースから見た大阪城公園、何かのイベントだろうか。

きょうは終日編集。

中身は箱根駅伝予選会に関西の大学が挑んだという当日ドキュメント。

撮影した映像を先週の土曜日にプレビューした。

以前は何日もかけた映像を見て記憶に焼き込む作業、脳疲労が激しかった。

なんせ萎縮も始まり衰えの見える脳ゆえ。

ほとんど構成が決まらないまま家を出る。

天気もいいし、寒くもないし、気持ちいいのでさくら夙川駅まで25分歩く。

「ちょっと考えごとするから歩いて行くわ」

こういうときは歩くのがいい。

 

夙川沿いの木々が秋を深めていた。

秋めいては来たけどここ一週間は夏日があったりして暖かい。

行きつ戻りつ季節は進む。

 

考えごとは……?

別のことを考えながら歩いていた。

撮ったのは 10月21日、ちょうど2週間

2週間で欅(けやき)が紅くなった。

定番のアングル これは2週間前…。

美しい! 秋深まるの画

 

11時過ぎから編集開始。

編集マンのAZさんがあらかじめレースの映像を並べておいてくれた。

イメージが出来て意外にサクサク進む。

隣で日本シリーズ第4戦のディレクターをしたあとに陸上のドキュメントを取材に行ったHが編集している。

その編集上がりをYou-Tubeにアップする作業も同時進行でする。

日本シリーズは6戦目、山本由伸が1失点14奪三振で138球完投勝利!

野球っていいなあ、と思った試合だった。

そんなこんなで局を出たのが21時半過ぎ。

高齢者はこのあたりで帰ります。

焼酎ソーダを飲みながら土曜日夜のガラガラのJRで帰る。

あ、そうか、今日は徒歩通勤だった。

歩きながらラジオクラウドで眼鏡堂の「まとめてスポーツ」を聴く。

そうか、あしたは全日本大学駅伝だ。

眼鏡堂は 1区から3区に主力を並べた中央大が王者駒澤をかき乱す戦略か?と見立てる。

眼鏡堂氏が箱根駅伝関連の新書を出したことを知る。

 

そういえば…僕が関わっているネットメディアで違和感がある表現を見た。

関東の強豪「青山学院大学」がオープン参加!【丹後大学駅伝2023】記者会見(2023年7月25日) - YouTube

「関東の強豪 青山学院 」 とある。

これは僕がこっそり直した表現で、もともとアップされていたのは

「東の名門 青山学院大学」だった。

名門? いやいや、と僕は思った。

箱絵駅伝の歴史から見たら新興校だよ。

いまの王者 駒澤大学だって名門とは言い難い、と思う。

僕よりもずっと昔から箱根を見ているヒロにこの話をしたら同意してもらえた。

「駅伝で駒澤なんて全く見たこともなかったわ」と。

駒澤は2000年代頃から、だろう。

青学は2010年代になってからだ。

来年で100回の大会なので、名門とか、古豪とかの形容は当たらない。

古豪は…中央大、日大、順天堂大、早稲田、日体大、大東文化あたり。

名門もしかり。

箱根駅伝に魅せられて (角川新書)

「東の名門 青山学院大学」と書いた人はこの本を読んで歴史を勉強してもらいたい。

読んでないけど。(笑)

なんて、古い人の記憶はトシヨリの戯言になってゆくのですね。

若い人の昔は10年前、ぼくらの10年前はついこの前だ。

いつのまにか古豪 駒澤大学と言われる時代は必ず来る。