前期高齢者なのに早起きが苦手です。
めざましが鳴るたびにビクッとして心臓止まりそうになる。
ある意味、死にものぐるいで起きる。
学生時代は6年くらい朝夕刊を配っていたのに老いて早起きが苦手になった。
よく眠れるってことじゃん。
少なくとも老人になって睡眠障がいになるよりはいい。
…と都合良く考えている。
5時ジャストに起きる。
アラームは5時05分にセットした。
鳴る前に解除できた。
死なずに済んだ。
着替えは前夜に準備しておいた。
ささっと済ませて玄関を出る。
6時前、まだ暗いのか…!
と思ったら濃霧だった。
霧の朝なんていつ以来だろう。
7時に局入り。
7時半過ぎから収録、8時過ぎに終了。
どっと疲れた。
そういえば風邪引いてたわ、と気がつく。
気づくととたんに鼻水が出る。
こころなしか寒気もある。
とにかく体調はイマイチなのだ。
「このあと何か会議とかあるんですか? なかったら帰って休んだ方がいいです」
とデスクのUさんが言うのでお言葉に甘えて帰る。
言われなくても帰るつもりだったけど。
いたわり有難うございます。
何も食べてないので風邪だとしても少し腹に入れておこう。
ボーマンではないが、がっつり食べたいと胃袋は欲してない。
風邪薬を飲むために何か入れよう程度です。
立ち食いうどんでいい。
せっかくなので今まで何度か二度チャレンジしたが二度とも休みだった店へ行く。
立ち食いうどん「松屋」、京橋駅の国道二号線を渡ったところにある個人経営らしき店。
3度目の正直で営業中だった。
カウンターにおばちゃんが一人、僕の他に客はいなかった。
マンツーマン。
かけうどんが200円、安!
しかも200円と書かれた箇所が白く塗ってあって、うっすらと180円とある。
昭和か!
ちょっと嬉しくなる。
嬉しい気分でかき揚げうどんを奮発する。
300円!
聞けばこの店は朝6時からやっているそうだ。
京橋の労働者の朝ごはん用か。
味も悪くない。
京橋に何十年も来ているのに入ったことがなかった。
いつも立ち食いうどんは「京橋うどん(旧なにわうどん)」か「えびす」だった。
これからは「松屋」を贔屓にしよう。
12時前に帰宅。
まだ風邪気味だというとヒロが小うどんを作ってくれた。
うどんを食べてきたとは言えなかった。
風呂に入って風邪薬を飲んで布団に入る。
5時過ぎまで眠る。
起きてNETFLIXで「不適切にも程がある」の4話とNHK「にっぽん百低山」を観る。
夕食は鶏団子鍋と雑炊を少なめで。
まだ鼻水、くしゃみ、咳が出るので今日も早めに寝る。
あすは休養日、何も出来なくてもいい。
とにかく身体を休めよう。