本日録は上記の映画作品とはまったく関係ありません。
当日録が勝手にタイトルをパクっただけです。
おとといが編集、きのうはインタビュー収録。
今日は確信犯的にサボろうと思う。
キロ8分くらいのゆる〜いジョグペース、それくらいの密度でならまだ働ける。
必要とされているかどうかは別問題。
働きたいという欲求はあまりないのだが、年金がないので働かざるを得ない。
励め!
確信犯的なサボり。
朝、スタバでナレーションの校正した原稿をディレクターに送って立ち合いはパスする。
サボって何をするか、といろいろ迷った。
天気がいい。
あったかい。
“行ったことのないところへ行っとこう”シリーズ。
コロナ禍が始まる前後に、そのテーマで何カ所か行った。
石清水八幡宮、石切さん、生駒遊園、伏見稲荷……冥土の土産だと思って。
まだ近場なのに行ってないとこはどこだ?
関西の滝… 布引の滝、那智の滝は見た。
紅葉の名所として紹介される。
行ったことはない。
行っとこう。
サボりの一日はこんな風に過ごした。
・十三 銭湯「宝湯」につかり、角打ち「イマナカ酒店」と「庶民」で吞む。
午前中に家を出る→ スターバックス(クラカケ)でナレーション校正作業
→ JRで大阪駅〜阪急宝塚線で石橋阪大前駅(旧 石橋駅)〜箕面線で箕面駅。
阪急の支線 箕面線に乗るのもおそらく初めてだと思う。
箕面駅の観光案内所に寄り地図を入手、箕面の滝道というハイキングコースを歩く。
歩き始めは紅葉が美しかったが、高度を上げるともみじは散ってしまってた。
少し遅かったかな。
鯛焼き屋のおっちゃんによると、最近はモミジがきれいに紅葉することないね、とのこと。
夏の暑さが原因なのかも。
滝の前の休憩所でローソンで買ったブラックニッカのハイボール缶(250ml)を吞む。
帰りはすいすいと下る。
箕面駅に着いた頃には疲れていた。
動けるのは3時間が限度かな。
仕事も同じ。
3時間5キロも歩くと、あるときいきなりグッタリと疲れていた。
信州に行ったときも、朝から電車に乗り続け、奈良井宿を歩くと諏訪についたらグッタリだった。
以前はダブルヘッダー的な一日の使い方は可能だったけど、今はシングルタスクの人だ。
動けるだけマシと思う。
こういうときには諏訪で覚えた方法、熱めの湯につかる、がいい。
血流をよくすると疲れがとれたかのように復活する。
ある種のショック療法か。
カラダにいいとは思えないので多用は禁物。
最初は箕面から京都へ展開しようと思っていたがとてもじゃない無理でした。
あすはやるべき作業がある。
日曜日は終日編集だ。
無理することはない。
せっかく阪急電車なので十三へ寄る。
きのうA部氏が十三の角打ちへ行ったとLINEメールで送ってきた。
「ご存知かと思うのですが…」と文面にあったが知らなかった。
イマナカ酒店、角打ちの老舗らしい。
十三には十年ほど前にマラソン大会の帰りに入った銭湯がある。
宝湯
髪も洗わず、髭剃りもせず、ただひたすら湯につかる。
復活した。
ポカポカしたまま商店街の角打ちへ行く。
イマナカ酒店
大箱、テレビ、ステンレスのテーブル、酒瓶…昭和感ただよう嬉し懐かし素敵な空間だった。
午後4時から飲みに来ている客層も昭和世界に似つかわしい。
住吉をコップ酒で、食欲はないので味つけ海苔(しじみ味)のみ。
店の最奥のステンレステーブルに立って店全体を眺めつつ吞む。
塩梅や良し。
せっかく十三へ来たのだし西口方面も徘徊しよう。
ぐるりと回ると「庶民」の十三店があった。
リアルセンベロ 庶民
きょうはここで吞もう。
結局、今日も坐って飲むことはなかった。
Kindleで「童の神」を読みながら、店のバイトの女の子と常連さんの会話を聞きながら吞む。
神聖(伏見産)の冷酒(350円)、プレーン酎ハイ(250円)。
おでん三種盛り(150円)、海老フライ(150円)、だし巻きオムレツ(200円)。
勘定は1100円也。
あいかわらず犯罪的に安い。
日本酒を神聖ではなく、白鶴(250円)にしたらリアルセンベロでした。
…てな感じでサボりの一日が終わる。
朝から夜まで外出して動き続けた、ということになる。
サボったあげくに疲れてしまう、というのが悲しき高齢者であります。
ま、これが可能ならやりたいと思えばやれば、って感じで、今が境界線あたりにいるような気もする。
芦屋まで乗り過ごす。
帰宅後はひたすら眠い。
歩き回って、昼と夜の寒暖差にゆさぶられ、消耗した。
カラダが、休もうぜ、と信号を脳に送る。
特に何もすべきことはないのでデスク下で眠る。
2時間か3時間寝てしまった。
起きたら12時過ぎていた。
風呂に入って、写真を整理して、NETFLIX「スイートホーム2」を観て…
これってデジャヴ?
一昨日もそうだったような…。
サボりの一日を写真で振りかえる。