ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年12月8日(金)  “ 滝 を 見 に い く ”  確信犯的なサボりの一日

紅葉を期待して行ったが…冬枯れの箕面の大滝

 

滝を見にいく : 作品情報 - 映画.com

本日録は上記の映画作品とはまったく関係ありません。

当日録が勝手にタイトルをパクっただけです。

 

おとといが編集、きのうはインタビュー収録。

今日は確信犯的にサボろうと思う。

キロ8分くらいのゆる〜いジョグペース、それくらいの密度でならまだ働ける。

必要とされているかどうかは別問題。

働きたいという欲求はあまりないのだが、年金がないので働かざるを得ない。

励め!

 

確信犯的なサボり。

朝、スタバでナレーションの校正した原稿をディレクターに送って立ち合いはパスする。

サボって何をするか、といろいろ迷った。

天気がいい。

あったかい。

“行ったことのないところへ行っとこう”シリーズ。

コロナ禍が始まる前後に、そのテーマで何カ所か行った。

石清水八幡宮石切さん、生駒遊園、伏見稲荷……冥土の土産だと思って。

まだ近場なのに行ってないとこはどこだ?

 

箕面の滝

 

関西の滝… 布引の滝、那智の滝は見た。

箕面の滝は紅葉の季節になると阪急電鉄のポスターになる。

紅葉の名所として紹介される。

行ったことはない。

行っとこう。

はじめての箕面駅 箕面市大阪府北部にある。北摂というエリア。

 

風情のある和風の木造三階建 かつての旅籠、今はYUZUYA というカフェ

 

京都の洛北 高雄や貴船あたりに似ている。

 

サボりの一日はこんな風に過ごした。

箕面 「箕面の大滝」までのハイキング道を往復する。

・十三 銭湯「宝湯」につかり、角打ち「イマナカ酒店」と「庶民」で吞む。

 

午前中に家を出る→ スターバックス(クラカケ)でナレーション校正作業

→ JRで大阪駅阪急宝塚線で石橋阪大前駅(旧 石橋駅)〜箕面線箕面駅

阪急の支線 箕面線に乗るのもおそらく初めてだと思う。

箕面駅の観光案内所に寄り地図を入手、箕面の滝道というハイキングコースを歩く。

歩き始めは紅葉が美しかったが、高度を上げるともみじは散ってしまってた。

少し遅かったかな。

鯛焼き屋のおっちゃんによると、最近はモミジがきれいに紅葉することないね、とのこと。

夏の暑さが原因なのかも。

滝の前の休憩所でローソンで買ったブラックニッカのハイボール缶(250ml)を吞む。

帰りはすいすいと下る。

 

小一時間歩くと大滝が見えてくる。モミジは散っていた。

箕面の大滝に虹がかかる。

登ってきたので汗ばむくらい。冷えたハイボール缶で休憩。

 

箕面駅に着いた頃には疲れていた。

動けるのは3時間が限度かな。

仕事も同じ。

3時間5キロも歩くと、あるときいきなりグッタリと疲れていた。

信州に行ったときも、朝から電車に乗り続け、奈良井宿を歩くと諏訪についたらグッタリだった。

以前はダブルヘッダー的な一日の使い方は可能だったけど、今はシングルタスクの人だ。

動けるだけマシと思う。

こういうときには諏訪で覚えた方法、熱めの湯につかる、がいい。

血流をよくすると疲れがとれたかのように復活する。

ある種のショック療法か。

カラダにいいとは思えないので多用は禁物。

最初は箕面から京都へ展開しようと思っていたがとてもじゃない無理でした。

あすはやるべき作業がある。

日曜日は終日編集だ。

無理することはない。

 

下流あたりではまだ葉が残っていた。

 

せっかく阪急電車なので十三へ寄る。

きのうA部氏が十三の角打ちへ行ったとLINEメールで送ってきた。

「ご存知かと思うのですが…」と文面にあったが知らなかった。

イマナカ酒店、角打ちの老舗らしい。

十三には十年ほど前にマラソン大会の帰りに入った銭湯がある。

 

宝湯

 

髪も洗わず、髭剃りもせず、ただひたすら湯につかる。

復活した。

ポカポカしたまま商店街の角打ちへ行く。

 

イマナカ酒店

 

大箱、テレビ、ステンレスのテーブル、酒瓶…昭和感ただよう嬉し懐かし素敵な空間だった。

午後4時から飲みに来ている客層も昭和世界に似つかわしい。

住吉をコップ酒で、食欲はないので味つけ海苔(しじみ味)のみ。

店の最奥のステンレステーブルに立って店全体を眺めつつ吞む。

塩梅や良し。

 

十三東口の商店街、右の暖簾が角打ちの入口。

最奥のテーブル、ステンレスがいい。

ぶれない「神対応」が人気 大阪・十三の角打ち|NEWSポストセブン  より

 

せっかく十三へ来たのだし西口方面も徘徊しよう。

ぐるりと回ると「庶民」の十三店があった。

 

リアルセンベロ 庶民

 

きょうはここで吞もう。

結局、今日も坐って飲むことはなかった。

Kindleで「童の神」を読みながら、店のバイトの女の子と常連さんの会話を聞きながら吞む。

 

西口の飲み屋街に「庶民」が出店している。

 

神聖(伏見産)の冷酒(350円)、プレーン酎ハイ(250円)。

おでん三種盛り(150円)、海老フライ(150円)、だし巻きオムレツ(200円)。

勘定は1100円也。

あいかわらず犯罪的に安い。

日本酒を神聖ではなく、白鶴(250円)にしたらリアルセンベロでした。

 

海老フライが150円、だし巻きオムレツが200円。

 

…てな感じでサボりの一日が終わる。

朝から夜まで外出して動き続けた、ということになる。

サボったあげくに疲れてしまう、というのが悲しき高齢者であります。

ま、これが可能ならやりたいと思えばやれば、って感じで、今が境界線あたりにいるような気もする。

 

芦屋まで乗り過ごす。

帰宅後はひたすら眠い。

歩き回って、昼と夜の寒暖差にゆさぶられ、消耗した。

カラダが、休もうぜ、と信号を脳に送る。

特に何もすべきことはないのでデスク下で眠る。

2時間か3時間寝てしまった。

起きたら12時過ぎていた。

風呂に入って、写真を整理して、NETFLIX「スイートホーム2」を観て…

これってデジャヴ?

一昨日もそうだったような…。

otomegaki.hatenablog.jp

 

箕面で買ったワンカップは飲まずに持ち帰る。

 

サボりの一日を写真で振りかえる。

 

スタバで校正、そのままメールで送信する。

石橋阪大前と箕面を終日ピストンしている。

箕面線宝塚線盲腸線です。

ホームから見た山 紅葉に期待してしまう。

滝への道にあった酒屋で「秋鹿ワンカップ」を買う。
店番のおばちゃんが230円と言うが値札は490円だった。
申告して定価を払う。

箕面の滝といえば猿ともみじの天ぷらだが…猿には会えず、もみじ天ぷらは食べず。

箕面観光ホテルのエレベータです。

このあたりは見事な紅葉です。

サザンカの白がいいアクセント

昆虫館では「日本の蛾 展」開催中だった。

もみじ祭もライトアップも先週末で終わっていた。

イロハモミジは全て散ってしまった。

大滝のモミジも散ってしまった。

紅葉していたら定番のカットでしたが…。

能勢の地酒「秋鹿」、吞まなかったですが、

滝道の途中にある龍安寺

 

箕面で生まれて暮らす人生を想像してみたが…。

疲労回復に熱めの湯がいい。カンフル剤?