今日は朝イチでナレーション録り、続いて来週のイベント台本打合せと続いた。
オンエアディスク搬入まで何やかんやと作業があって、終わったのは3時過ぎ。
僕の集中力、いや脳や身体のバッテリーは3時間しか保たないので強制終了。
あしたに先送りする。
ふらりと京橋の雑踏、アジアの匂いのする路地の散歩ものとなる。
立ち吞み「七津屋」のカウンターが空いていた。
生ビールと下足串フライをおでん出汁で。
これでワンコインちょっとオーバー。
満足度は高い。
これでいい、と思った。
隣りに同じ職場だろうと思われるカジュアルなカップルが立つ。
男女とも三十代半ばか。
「毎日の売り上げはiPadで見てんの?」と男。
「いやパソコンで見てる。」
「前職のときもパソコン使えた?」
「うん」
「飲食関係やっけ?」
「いや違うけど」
店に音楽は流れていない。
隣の会話と自分の想像力が酒の友。
5時過ぎに帰宅。
充電すべく2時間仮眠する。
夕食は…蓮根のチーズ焼きで微アルのビアリー。
メインは剣先烏賊のいかそうめんとご飯と赤だし。
満足です。
ヒロが録画した「にっぽん百低山」を見る。
下北半島の恐山エリアのある800mほどの大尽山。
もう一本、低山ではなく「にっぽん百名山」を見る。
冒頭に今回の“登る人”が登場した。
スエーデン出身のヤンニ・オルソンという女性。
岩手の山なのになぜか外国のよう思えてしまう。
“前に置くもの” で背景の印象が大きく変わるんだなと発見する。
ガイドつきで登った岩手山は一泊二日のロングコースで七滝コースを歩く。
見ながら…この七滝って行ったことあるな、と思い出す。
夏ではない。
七滝は凍結していた。
2009年3月、僕らはスノーシューで氷結した滝の下まで歩いたのだ。
スノーシューで七滝往復したいと言うとビジターセンターの人に道迷いを心配させたことを思い出す。
2000年代は季節を問わず東北や北海道を歩いたことを思い出す。
若かったなあ、写真を見ては思い出し泣きそうになる。
このあと回想モードになってしまい、当時の日記の森を彷徨う。
還暦を迎えた2017年もすでに遠い過去に思える。
あの年は映画がシニア料金になって年間60本以上見たことを思い出す。
60歳はいま思えば若くて元気だった。
いつからこんなになってしもたんかねえ。
翌年の1月の日記に「去年はジャズライブに30回行った。これはおそらく人生初」と記している。
「うち平野翔子は10回、小柳淳子に4回、ピアノの中山瞳には6回ほどか…」と。
当時、お気に入りの女性シンガーが数人いたことも思い出す。
また会いたいな。
彼女たちも同じように歳を重ねたのか、と思う。
4人のシンガーたち、You-Tubeのライブ映像を載せておきます。
お気に入りの歌姫たち。
次のPHASEではこの4人のライブを見に行くことにしよう。