自宅のアサー!
3日ぶりの朝風呂。
薬草湯につかり、洗髪し、髭を剃る。
チョー気持ちいい!
そして、フレンチトーストと淹れたての熱い珈琲。
ごはんのときにヒロと今回泊まったペンションのことを話す。
16年前と何らリニューアルのない ペンション西川 はある意味凄いね、と。
そうやってジタバタしないことを決めてサバイバルしている。
八幡平の ペンション秋 のことを考えてしまう。
一日2組限定の宿。
食事も、居心地も、温泉も素晴らしく、あれで二食付き9000円は破格だった。
でも、数年で休業してしまった。
プロ野球の投手にも似て1シーズンで20勝して散るか、中継ぎで細く長く生き延びるか。
今週はフリー。
今日は完全休養日。
(火)(水)(木)(金)はどうしよう?
なんて考えてたら…昼過ぎにボーマン発症!
休めってことかな。
暴飲暴食はしていないと断言出来る。
2泊3日の旅で、酒量は少なく、ただいつもより食事が多めだった。
ライスは少なく、朝食もパンも残したくらい。
デスク下で横になって考える。
徹底して節制すればボーマンは防げるのか?
多少は苦しくなっても、月に一度か二度のボーマンはよしとするか?
このボーマンの正体が単なる消化機能の減退であればいいのだが。
Kindleでコミックを数冊購入。
老人と愛犬のことを描いた「もものこと」を読む。
まさか…と思う展開だが哀切あふれる物語だった。
ボーマンにまかせてYou-Tubeやオンデマンド配信を観る。
「サラリーマンNEO」を3本、「にっぽん百名山」で冬の浅間山を2本、登山系You-Tubeを2本。
夜にNetflixで途中だった映画「ちひろさん」を観了する。
人気コミックの映画化。
風吹じゅんがちひろに言う。
「あなたならどこへ行ったって孤独を手放さずにいられるわ」
いい台詞だな。
チョー気持ちいい!
で始まった一日がボーマンで重苦しく一転した。
一日無駄にしてしまった?
そんなことないか。
残り時間はそれほど残ってないけど。
3650分の1
あと10年、3650日生きられたらいい。
愛読するブログ「傍見楼日乗」にこんな記述があった。
いつも行くスーパーのレジ横に、少し前から〈従業員も水分補給をさせていただきます〉と書いた札が表示されている。客からクレームがあったのか、あるいはクレームを想定してあらかじめエクスキューズしているのか。いずれにしろ、それを見るたびにわざわざこういう断りをしなければならないいまのわが国の息苦しさを痛感する。社会に蔓延する他罰的で相互監視的な視線(しかも、それらは極めて恣意的に作動する)は、ひたすら後退、縮小を続けるわが国の政治、経済、文化などあらゆる分野の活力をさらに殺ぐものとしてしか機能しないだろうと思う。
このブログ主の文章表現には大げさかも知れないが、いつもちょっとした感動を覚える。
こんな短い文章で世の中を批評出来るのかと。
そうそう、そういうことなんですよね、と。