6時半起床、今朝も真夏の空。
台風がお盆を直撃するとの予報だが、青空には一点の曇りもない。
いくらでも寝ていられるが、もったいない、と思った。
7時過ぎ、かろうじて空気はフレッシュ。
トートバッグにヘリノックスのチェア、ダイソーの折りたたみテーブル、iPhone、Kindle Paperwhite、保冷マグを入れて、自転車の前かごに放りこむ。
セブンイレブンでモカのアイス珈琲とハム卵サンドを買い、御前浜へ向かう。
エノキの木陰は先客がいたので、バスケットコートへ足を伸ばす。
栴檀の木陰、ヘリノックスをセットして足を伸ばして坐る。
目線は青い海と緑の山。
風がいい具合に頬をなでる。
この時間なら日陰はまだ涼しく気持ちいい。
海辺の朝、いい時間を過ごせた。
帰りは8時半過ぎ、この時間になると直射日光が強い。
暴力的になった夏の光が肌を噛む。
帰りにまたセブンイレブンへ寄り、ブルータスの「CASA 〜自然と暮らす家〜」を衝動買いしてしまう。
このムック本をパラパラしながら、こんな家に住みたかったな、と。
もう時間切れ、ゲームセットだから心静かに愉しめる。
海辺から帰宅するとすでに疲れていた。
きのうも朝から晩まで外出していた。
ソファに横になる。
テレビでは高校野球中継が流れている。
恒例、夏の無為徒食。
今日はA部氏と鰻を食べる予定。
でも体調も万全ではない。
今福鶴見駅から500m歩いて「魚伊本店」の開店に並ぶ予定だった。
暑さに怖じ気づく。
A部さんに延期を提案する。
延期にしてもらいホッとしてまたソファで横になる。
無為徒食。
夜、NHKオンデマンドで「夢のあとさき 〜日本遺構見聞録〜」を観る。
司法の近代化を目指して建てられた監獄、都市開発のために掘られた巨大なトンネル、バブル期に乱立した豪華絢爛なホテル、歴史に翻弄された競馬場、戦後の日本の繁栄を支えた鉱山や炭鉱……。
「夢のあとさき~日本遺構見聞録~」は、日本中に残された”夢の跡”=遺構を訪ね、そこに暮らす人々の物語を見つめるドキュメンタリーです。
全国の遺構を取材した佐野達也ディレクターのコメントとともに、それぞれの物語を紹介します。
奈良、神戸の須磨と摩耶、横浜、北海道、岩手八幡平、長崎…。
トシをとるにつれ近代産業遺産に惹かれて行く。
横浜の根岸一等馬見所と松尾鉱山アパート跡はいちど見に行きたい。
昼寝を3時間以上したので夜は眠れない。
Netflixで「すべらない話」を見続けてしまう。
思えば去年のお盆もこんなふうに過ごしていた。
同じことが出来る、というのは恵まれていると思う。