確か2023年の9月20日だった。
暑さ寒さも彼岸まで、を彼誰も疑ってはいなかった。
2週間もすれば、きっぱりと秋が来る…。
だが……期待とも予想とも思われた未来は来なかった。
最高気温はあの日の33℃から一度も下がらず、毎日猛暑日が続いた。
秋はこなかった。
当然、冬もこなければ、春も。
一年の平均気温が10℃も上がり、日本列島は赤道直下と同様の自然環境になった。
今、2045年2月…。
あれから21年と半年。
日本列島に秋はやっては来なかった。
まさか、そんな未来にはなってくれるな、と願うほど蒸し暑い毎日です。
夏は背中を見せるどころか、どかんと日本列島で四股を踏んでいる。
今日は午前中にき昨日やり残したテロップ原稿の続きを済ませて、昼前に出勤。
報道ポスプロでテロップ入れのオンライン編集をする。
その後もフロアにいるとなんやかんや雑務。
自分が現役で仕事をしていることを自覚させられる。
もう面倒くさいなあ、と思う。
40年近く同じようなことの繰り返し。
キャリアをステージアップさせていく人、組織内で管理職になっていく人とは違い、同じことの繰り返し。
もう15回目だよそれ的うんざり仕事を新鮮な気持ちで出来る、何かいい方法あるかなあ?
そうか、未来からやってきた人間だと思って…か。
ココ壱で夕食をとりながらネットでオリックス戦のゆくえをウォッチする。
ロッテとの直接対決に勝てば優勝なのだが、序盤からリードを許す。
負けて優勝が伸びれば僕は岐阜出張になる。
面倒くさいなあ。
帰宅してテレビ観戦。
おお、7回にオリックス打線が爆発、同点、逆転。
いっきに6点を奪い優勝を決定づけた。
山崎颯一郎が三振〆で胴上げ投手に!
オリックスバファローズがリーグ三連覇!
阪神優勝より3倍嬉しい!
豊かな気持ちでDisney+「ムービング」の18話、19話、20話(最終回)を観る。
荒唐無稽で、好き嫌いは分かれる超能力ものだが、僕はすごく楽しめた。
20話の後半20分間は韓国特有のなかなか終わらない粘っこいエピローグ。
コリアン映画に慣れてきたのでさほど気にならず楽しむ。
意味不明だが、ここに「悪鬼」の例の女優が再登場する。
背筋がゾクゾク。
でも、やっぱり3人の女優がよかったなあ。
その名前を書けと言われても…ハン・ヒョジュ、コ・ユンジョン、クァク・ソニョン。
おお、書けたじゃん。
というかパソコンの入力支援システムATOKのおかげです。
最後は例によってシーズン2への振りみたいなシーンだったが、2を観るかどうかはわからない。