ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年8月4日(金) 三代目たこやき6個250円@谷町四丁目マルキン酒店

ヨーグルトwithグラノーラ、原価は50円ほどだろうが…335円

またまた朝イチで走ろうと目論むも身体が目覚めず。

エンジンのかかりも遅いようだ。

高校生、大学生のころは5時起床、秒速起動で朝刊配達に出たのに。

17歳と66歳は違うな。(笑)

精神は瞬時に17歳になる自信はあるが…。

 

8時前にスタバへ行く。

ナレーションの校正作業。

サイドテーブルとチェアの席はガラ空きなのに作業できるデスクの席はほぼ埋まっていた。

みんな家にエアコンないのかい?

…てなわけでもないのだろうけど。

朝はスターバックスで、という気分なのだろうと察する。

自分だって。

熱い珈琲とグラノーラを入れたヨーグルト。

ナレーション校正を済ませる。

隣りに数冊の専門書を積んだ学者風の人が座る。

プロフェッショナル 仕事の流儀」に出てたプロ校正者に似てる。

あの人は確か隣りの芦屋在住だったはず。

 

真っ昼間、最高気温のころに家を出る。

You-Tube動画の打合せ、番組のラインナップ会議、ナレーション収録。

 

18時よりセルジオと谷四の立ち吞みへ行く。

マルキン酒店」ときどき思い立ったように行く。

家族経営! 半セルフ方式! 驚きの低価格!

かつての倉庫を改造した感じの店で天井が高く開放的な広いスペース。

外部とはビニールのスクリーンカーテンで仕切られている。

夏や冬以外は開放されているのだろう。

2階へ続く階段があって、セルジオと行ったドイツのバンベルクで泊まった宿みたいだ。

あのとき、午前中にベッドのあった2階から下りていくと近所の爺さま婆さまが朝からジョッキを傾けていた。

 

向かって右側、自転車の前がたこ焼きスペース。

 

セルフの立ち吞み。

よく冷えたキリン瓶ビール大を冷蔵庫から出して乾杯する。

ここは白味噌のどて焼きが旨い。

店の入口あたりに「金土〇〇焼き」という貼り紙を見つけた。

カウンターで「あれは何?」と訊くと…

「焼いてるのが中学生の子なんですけど、まだ帰ってきてないんですよ」

〇〇とはたこ焼きなのだそう。

金曜日と土曜日だけ焼いているらしい。

カウンターにこんな写真付きの告知フライヤー(?)が置いてあった。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shioshiohida/20230804/20230804191053_original.jpg

(兄、姉もたこ焼きを焼いていて彼女が三代目らしい。)

 

程なく小柄な女の子が入ってきた。そそくさとエプロンして支度する。

6時半過ぎ、いつもより遅れたのは部活か、塾かな。

店の入口にあるたこ焼きスペースに立つ。

セルジオが注文したら、彼女がテーブルまで持ってきてくれた。

 

マルキン酒店のたこ焼き250円、シンプルで小さめでつまみに最適。

 

店内で独立営業してるような、立食パーティーのビュッフェのような。

中学生のたこ焼きスタンド、面白い。

奥のカウンターを見るとたこ焼き中学生の妹らしき子が卵焼きを焼いていた。

聞くと…オムそば らしい。

彼女がたこ焼きの四代目かな。(笑)

昭和の時代はどこも家族経営でした。

小学生が店の手伝いするのは珍しくもなんともなかった。

開発途上国だったから、みんな元気だった。

大家族、子だくさんが単純に羨ましいなと思う。

次に人生ではそういう選択をしたいな。

自分に出来るかな。

 

ビキリンの大瓶を2人で2本と土佐鶴のワンカップで一人1500円ちょっと。

会計を済ませて帰る僕らにたこ焼きの子がありがとうございました!の声。

なんかいい体験をした。

長生きはするもんだ。

 

「金土焼きます」は金曜と土曜は たこ焼きします、という意味なんですね。

 

気分がいいのでもう一軒。

木下酒店で缶チューハイ

二十代から通った木下も代替わりして、賑わいが薄れてきたように感じる。

先代のウイリアムス、矍鑠とした奥さまはもう長い間見ていない。

奥さんを最後に見たのは10年近く前だったような。

店にも人生と同じように季節がある。

マルキンは春から初夏、木下酒店は晩秋だ。

8時過ぎ、夜気も心地よく、天神橋筋を北上する。

帰宅後、編集の手直しをしたものをアップ。

仕事量はこれくらいがちょうどいい。