朝ジョグ 今朝は8時前スタート
晴れだったけど、陽の昇る東側に少し雲があり、直射が遮られて涼しい。
ロードバイクでバスケコートまで行く。
そこから500mくらい歩いたり、走ったり、ランジしたり、設置してある器具でストレッチしたりして心拍数を上げる。
ヨットハーバーまで1キロを走ってみる。
タイメックスを見ると……6分30秒。
おお、一昨日と全く同じ。
でも、きっちり6分30秒は驚いた。
*3日前が 06:30:39だった。100分の4秒差。
これが巡航ペースなのだ。
Apple Musicでマーク・ノップラーを聴きながら走った。
ギンギラの夏ではない。
妙にフィットする。
タテイシにて短編2本読む。
シャワーを浴び、スターバックスのタテイシ店へいく。
9時過ぎ、大きなテーブルしか空いてなかった。
村上春樹の短編「ウィズ・ザ・ビートルズ」と「ヤクルトスワローズ詩集」を読む。
再読かも?
とは思うがKindleで読むと別の作品のように読める。
「ウィズ・ザ・ビートルズ」は同じ短編集にある「品川猿の告白」と似たテーマだったような気がする。
相手の名前の一部を盗み、恋心を後生大事に抱えて生きる品川猿と「ウィズ・ザ・ビートルズ」の主人公は似ている。
1964年、主人公は薄暗い高校の廊下で「ウィズ・ザ・ビートルズ」のLPを抱えていた美しい少女と一瞬だけすれ違う。
そして、その映像と触れた空気と耳に残る音を感情的資産とする。
そして現実の世界でそのような感覚がうまく得られない場合には、過去におけるその感覚の記憶を、自分の内側でそっとよみがえらせたものだ。そのようにして、あるときには記憶は僕にとっての最も貴重な感情的資産のひとつとなり、生きていくためのよすがともなった。コートの大ぶりなポケットの中に、そっと眠り込ませている温かい子猫のように。
「品川猿の告白」の読後にもメモしようと思って…してなかったが、同様な感情的資産を僕も抱えている。
一瞬、目の前に現れ、一瞬で去っていった人。
うまく説明できないし、説明するつもりもないけど。
1979年、沖縄真栄田岬、小さな雑貨屋の前の道。
1981年、ユーロトレインのコンパートメント、窓から見た霧のサンセバスチャン。
1990年、礼文島のトレッキングコース、ノートに描かれていた海のスケッチ、緑の風。
一言二言言葉を交わしたこともあれば、一言も発しなかったこともある。
自分にとっての「ウィズ・ザ・ビートルズ」の少女。
思えばすべて旅先だった。
2編読んだところで身体が冷えてきた。
週末、山へ行くが…。
信濃大町で前泊、種池山荘で一泊、爺ヶ岳に登り、剱と鹿島槍を見るというプランで進んでいた。
「てんきとくらす」という天気予報のサイトがあって、全国の山の天気がわかる。
登山日誌をブログにアップしている人たちも、明日はテンクラAだから…」とか「なんとテンクラCになってしまった」とか書いていて、テンクラって何? AとかCとかどういうこと? と思っていた。
で、その「てんきとくらす」によると、登ろうと思っている鹿島槍、爺ヶ岳山域の23日(日)と24日(月)は両日ともに登山指数Cだ。
Aは登山に適している。Bは雨や風が強く、やや登山に適していない。Cは雨や風が強く登山に適していない。だそう。
うーむ、3日後とは言え 登山指数Cか……登る気が萎える。
他の山域はどうだろうと見ると、候補の中では白山は両日ともに登山指数がAだ。
爺ヶ岳は8月に回して、今回は一泊だけで白山にしようか。
白山は2015年9月以来だから8年ぶり7回目になる。
3年ぶりの「酒や肴 よしむら」
A部さんのボランティア活動を手伝ったので、その報酬として鰻を所望した。
行くなら「魚伊」の本店へ、と思ってリクエストしたら、この土用の丑の時期はずっと予約が詰まっているとのこと。
ならば、この機会にと「よしむらさんはどうですか?」とメッセージを送った。
いつもは僕が電話するのにA部氏が予約をとってくれた。
ブランクが長いと敷居が高くなる。
僕に居酒屋の愉しみを教えてくれた店だ。
死ぬまでに一度行っておきたい、などとうそぶいていたら更にハードルが高くなった。
いい機会だ。
なぜか東西線を乗り過ごしてしまう。
20分遅れで入店、ドキドキ。
A部氏はエビス小瓶を飲みきり、すでにリラックスしていた。
吉村さんご夫婦にごあいさつ。
「道に迷ったそうで」(笑)
あっというまに3年の壁は消えた。
お互い変わってないですね
数年前と変わらない(以前もしたことある)居酒屋トークで盛り上がる。
料理もクオリティ高く、量もひとり飲みに嬉しい。
普段使いではない僕のハレの居酒屋。
季節に一度くらい、いや月イチくらいでまた来ます。
店を出たら天満宮が賑わっていた。
もう天神祭の前夜祭なのだ。
きょう近畿、東海地方が梅雨明けしたことを知る。