ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年8月6日(日) 結 婚 25 周 年 …霧の伊吹山にて祝う

シモツケソウとルリトラノオのお花畑 @ 伊吹山 西登山道

 

きょうは25回目の結婚記念日。

四半世紀か…。

お互い晩婚だったけど …それでもあの頃は若かったなあ。(笑)

いつもは近所のお店でささやかにディナーだけど、銀婚式という区切り(一里塚、マイルストーン)なので奮発した。

3ヶ月くらい前に彦根キャッスルリゾート&スパを予約しておいた。

きょうはレンタカーで伊吹山に登り、山頂付近のお花畑を歩き、彦根に泊まる。

明日は彦根から敦賀へ行き、カーシェアで日本海の海沿いをドライブ、透明度の高い水島へ行ってみようとプランした。

あいに台風6号がノロノロと北上して天気予報は芳しくない。

伊吹山も登山天気のサイト「てんきとくらす」によると両日ともに登山指数はCだ。

*C=風または雨が強く登山に向いていない

結婚記念日だからといって天気まで祝ってはくれない。

 

11時過ぎ、新快速ではなく快速に乗る。

ほぼ2時間、少し時間はかかるが乗り換えなしで彦根へ行ける。

彦根駅前のカーシェアでヤリスを借りる。

雲は多いが日も射すまずまずの空模様。

しばらく走ると伊吹山が見えてくる。

電車から見た時には雲隠れしていたが、しだいに山頂までが見えるようになった。

伊吹野そばで遅めの昼食をとるつもりだったがガスが消えているうちに上がってしまおう。

道の駅で卵サンドとおはぎを買って、ドライブウェイの入口へ急ぐ。

9合目、山頂駐車場までは車で行けるのです。

ゲートで3140円!払って登り始める。

名古屋行き、大垣駅行きの登山バスとすれ違う。

 

14時前、山頂駐車場は霧の中だった。

日曜日、大型バスが十数台停まっていた。

風はあるが、雨は降っていない。

駐車場から山頂を周回する登山道は遊歩道然として歩きやすき、往復1時間半みておけば余裕だ。

 

霧の中に観光バスの車体が並ぶ。

お目当てはこのところ鹿の食害から回復しつつあるという山頂のお花畑。

花の多い西登山道から登り始める。

前回、伊吹山に来たのは2016年、7年前だった。

puyoneko2016.hatenablog.jpヒロが30年以上前に来たときは山全体に花が咲いていたという。

環境変化、鹿の食害などで荒れたお花畑はいまフェンスで囲い回復途上にある。

 

登り始めるとすぐに黄色い花の大群落が見えてきた。

ガスの中に見え隠れする黄色はなかなか風情がある。

最近はピーカンの日ばかりを選んで登っているので霧の山景色は新鮮に思える。

見え隠れする近江の山河も幽玄の趣。

 

黄色の花の大群落が広がる。キオンという花。

霧に見え隠れするキオン  *鹿よけのフェンスはアプリで消した

30分ほど上がると…

伊吹山随一の花園が広がる。

ピンクの濃淡はシモツケソウ、紫はルリトラノオ

 

お花畑からしばらく登ると周りに誰もいなくなる。

というより霧が濃くなって気配が消えただけなのかも。

こういうのもいいな。

登山道は明確にあるので遭難の心配は無い。

霧の向こうに山頂が見えた。

日本百名山伊吹山1377m、何度目の登頂か。

そのうち三合目から歩いて登ったのは一度だけですが。

少し休んで、中央登山道を下る。

下りは20分ほどだ。

 

山頂には誰もいなかった。

イブキジャコウソウ 葉っぱを触ると麝香の香りがする。

琵琶湖夕景 …島影は竹生島

 

彦根駅前のカーシェアポートにヤリスを返却。

彦根キャッスルリゾート&スパへ歩く。

 

ホテルから撮った国宝彦根城、ほぼ完璧な城郭。

 

結婚25周年、夜は近江牛鉄板焼きディナーで自らを祝う。

これまで健康であることに感謝。

これからも健康であることを願う。

(サーロイン一人150gは多いな。これからはランプですね。)

次は30周年、真珠婚式というらしい。

なんかピンとこない。

 

鉄板担当のシェフがまるまると肥っていた。

風貌が貴景勝そっくりで、それが気になって。(笑)

まさか貴景勝じゃないよね。

puyoneko2016.hatenablog.jp

 

以下、フォト&キャプションで綴る。

 

昼を食べようとして伊吹野そばへ。山頂にガスがない!急げ!と蕎麦は回避。

…にもかかわらず、山頂はガスの中でした。

前回は中央から登ったが、今回は花目当てなので西登山道を選ぶ。

歩きやすい遊歩道です。

奥伊吹の谷、光の演出。

斜面にサラシナショウマの群落、まだ少し咲いているだけ。

鹿よけのフェンス越しに撮る。

クルマユリシモツケソウ、夏の色です。

山頂への登り 誰もいなくなった。

山頂、展望は望めない。

年イチのお風呂に入った二匹です。

イブキジャコウソウ ハーブのタイムと同じ種類らしい。

中央登山道を下る。

イヌワシを撮る人々とカーシェアのヤリス

天使の階段  雲間から光が降り注ぐ。

彦根キャッスルリゾート&スパ 風呂に入ってるときに夕立があった。

キャッスルビューのツインルーム、意外と狭い!