ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年7月26日(水) 生 還 す

 

白山より生還。

おおげさだけど自分の中での実感です。

これから山登りをするときはいつもそう思うのだろう。

若いときだって条件としては同じだけど 生還した!とは感じられなかった。

自然の中に身を置くことは命の危険をともなうことなのだと思う。

レンタカーの運転だって近年は同じ。

レンタカー屋やカーシェアに無事戻って来たときは生還したという感覚。

決しておおげさではなく。

 

日常再スタート。

スタバ、タテイシへ行く。

いつもより年配のスタッフだった。

「これは貴重ですねえ、初めて見ました!」

カードのリアクションは2回に1回、イチローは打率5割をキープしている。

Kindle Paperwhiteで好きな作家のエッセイを一編ずつ つまみ食いする。

沢野ひとし「山の帰り道」…新宿で飲んでいた若き日の沢野が衝動的に新宿発のあずさに乗るという話。同じような経験が僕にもある。脳こうそくで療養中のマサオと梅田で飲んでいて突然「そうだ、金沢行こう」と最終のサンダーバードに飛び乗った。あとさきなんか考えていなかった頃。懐かしい。

 

今村翔吾「湖上の空」…滋賀在住の小説家 かつてはダンスインストラクターで関西のあちこちで教えていたという話が面白い。

 

山際淳二「エンドレスサマーエンドレスサマーというタイトルが70年代、80年代、僕が若かったころの時代に合っていてこそばゆい。あのころ夏は(こころの夏です)、いつまでも続くものだと思っていた。尾崎将司や松尾雄二について書かれた文章、尾崎の鮮烈なデビューについて、まだ二十代前半の尾崎の桁外れの強さについて書かれている。いま、こんなゴルファーがいたら…と想像する、当時、日本人は米ツアーに出場できなかった。松尾雄二の天真爛漫についても書かれている。夏空のように突き抜けた明るさ、東京生まれのシティボーイがなぜ釜石だったのか。今の時代にはどう映るだろう。

何を読んでも面白い。

 

タテイシの窓際シートから心臓脳血管センターのリハビリ施設が目に入る。

居心地は悪く無さそうい見えるが、どうだろう?

あっちから見えるスターバックスはどう映っているのだろう?

暑い夏、ベランダに出ている人の姿は見えない。

マサオはこんな施設に一年以上いるのだろうか。

 

心臓・脳血管センターのリハビリ施設が見える。

 

午後は女子サッカーのワールドカップ日本対コスタリカをテレビ観戦。

日本が2-0で勝利、これは番組の再編集に関連する。

担当のディレクターY田くんに戦況を報告しながら観る。

 

暑い。

ひさびさなので職場に顔を出そうと思ったが必要も無いのでやめる。

ぬるい湯につかりたいと思った。

定期券で行けるところに塚本の 野里の湯 がある。

あそこはぬる湯だった。

塚本へ行こう。

湯はぬるかったが39度くらい。

神戸の湊山温泉や灘温泉の源泉くらい32度くらいの冷泉につかりたかったな。

なんて贅沢言うな。

このあたりは淀川区なんだろうか。

野里地区を歩くと太鼓や鐘の音がする。

音の方向に歩くと神社が見えた。

野崎住吉神社、若者やこどもたちが太鼓を叩いていた。

住吉神社は舟の神さま、このあたりはかつて海に面していたのだろうか。

野里の渡し跡という場所がある。

 

横断幕を出しているのは地元の工務店

大阪の下町、楽しそうだ。

 

風呂上がり、塚本駅前あたりでビールでも、と思ったが定期券だ。

ひさびさに甲子園口駅前の焼き鳥「たくみ」へ行こう。

二十代、先代のオヤジの頃から年一か二かで顔を出している。

ささみの浅焼きとつくね塩がおいしい。

焼き鳥10本、瓶ビール大といいちこロック。

〆は隣りにある立ち食いうどんやというのが定番だった。

うどん屋に行ってみたらうどん屋だが別の店になっていた。

飲めるうどん屋らしいが飲んできたので飲まない。

ざるうどんを食べる。

つゆがイマイチ、美味しくない。

画竜点睛を欠く。