ボーマンから復活、さて今日から一日一本劇場で映画を観るのだ。
眼鏡堂氏からの奨めもあり、撮影と監督が旧知の三木慎太郎であることもあり、観ておこうとTOHOシネマ西宮へ。
権利関係もあってか3週間限定、特別料金は2200円、シニア料金も2200円!
高いなあ!
TOHOシネマ西宮の一番大きなスクリーンだったが客はそこそこ入っていた。
いつもMOVIX尼崎の空いている回を選んで観てるのでこんな高い料金で16時上映なのに…と驚く。
野球日本代表チーム「侍ジャパン」が、2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝するまでの軌跡をたどったドキュメンタリー。2017年の「あの日、侍がいたグラウンド」、2020年の「侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日」に続き、WBCに挑む侍ジャパンに密着したドキュメンタリーの第3弾。
2021年12月、栗山英樹が侍ジャパン監督に就任した。誰よりも野球を愛し、選手を愛する指揮官は「世界一」を目標に掲げ、2023年3月開催のWBCに向けて進んでいく。
3大会14年ぶりのWBC優勝を勝ち取った、史上最強と言われる侍ジャパンがいかにして誕生したのか。代表選手30人の選考会議もカメラに収め、大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤、そして歓喜の瞬間まで、チーム専属カメラだからこそ捉えることのできた貴重な映像の数々で振り返っていく。
三木くんは五十代半ばか。
かつて奈良テレビの高校野球や奈良市や桜井市の広報番組でいっしょに仕事をした。
彼はプロダクションのプロデューサーでギャラの件で揉めたことあり。(笑)
その後、Jスポーツやベイスターズへ移り、今は野球の日本代表に関わる仕事をしているようだ。
ときどき中継映像にもハンディカムを構えて撮影する彼の姿を見ていた。
そこそこ楽しく3月のWBCを思い出しながら観た。
選手の招集会議あたりから始まる。
栗山監督って人は、この映画を見る限り企業のWBC担当事業部長さんですね。
スター軍団でのバランスの取り方とか、接し方とかが企業人で昭和の野球人とは違う。
代表監督にもうカリスマは要らないのかなと思った。
気づかいの人、バランスを考えて行動する人が必要なのだ。
自分より数倍、いや数十倍の年俸を稼ぐ若者たちをまとめるのだ。
頼みは同年輩のコーチ陣だろうな。
編集であえて多用してるんでしょうけど、大谷が意外にオラオラ系なのがいい。
年齢的にもちょうどいいポジションだったのかな。
楽しそう。
眼鏡堂氏は書き手では決して表現できないところを描いて見応えあると評した。
オールブラックスやプレミアリーグサッカーやNBAの強豪チームの同じ手法の作品と同様に。
確かにその通りなのだけど…密着映像ってなんだか落ち着いて観てられない座りの悪さもある。
文章はそれがない。
この手の密着映像には必ずあったと思うのだが…上映NGだったのはどんなことだったのかな?
下世話なことを考えてしまった。
三木監督にもいろいろとしんどいことがあったのは容易に推測できる。
粘り強いのだ。
今日は夏至だった。
人生66回目の夏至。