ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2024年1月15日(月) 眼科検診、映画を2本の休日

 

 

朝イチで半年に一度の眼科検診。

網膜に凸凹はあるが老化によるもので特に問題はなし、との所見。

変わらないことがベストです。

次は5月、眼底検査をするとのこと。

 

クリニックのテレビで地震の現地リポートが流れる。

金沢市北部の内灘町液状化して住宅が陥没している。

内灘は学生時代にも、卒業してからも何度か訪れている。

五木寛之の「内灘夫人」も二十歳の頃に読んだ。

砂丘と、反戦闘争と、ニセアカシアの防風林が印象に残っている。

あそこに地震津波があったのか…。

今回の地震は僕が6年暮らした石川県を襲った。

知り合いは金沢市内に住んでいておそらく大丈夫だろうと思う。

何が出来るわけでもない。

ニセアカシアの咲く頃にまた訪れたい。

 

帰宅後、小豆がゆを食べた。今日は15日、旧暦の小正月だ。

 

ヒロに勧められてアニメ映画「犬王」をamazonプライムで観た。

時代背景も、題材も、アニメ表現も、音楽も、全てが面白い。

アニメーションはもはや芸術ですね、といまさら言うなと叱られそう。

高畑勲の「かぐや姫の物語」でも思ったが、この監督たちは絵がめちゃ好きなんだろうね。

南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を、「夜明け告げるルーのうた」の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ。京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師・犬王だったが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは犬王の全身を衣服で包み、顔には面を被せた。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。世を生き抜くためのビジネスパートナーとして固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、唯一無二の美を獲得していく。湯浅監督がかつてアニメ化した「ピンポン」の漫画家・松本大洋がキャラクター原案を手がけ、「アイアムアヒーロー」の野木亜紀子が脚本を担当。

2021年製作/97分/G/日本 配給:アニプレックスアスミック・エース
劇場公開日:2022年5月28日

 

我が家の犬王はケンゾーです。

このアニメ映画を観る前から我々はケンゾーをそう呼んでいたのだ。

小さくても威張っている小さな犬のぬいぐるみは王という名にふさわしいと。

我が家の“犬王(いぬおう)” がアニメの犬王を食い入るように観ていた。

 

きょうは何もしなかった。

ジョギングも、ウォーキングも、四股踏みも、ラジオ体操も。

この14日間はずっと有酸素運動を続けていたのだ。

コロナ禍で老いぼれて(65を越えて)からは遠ざかっていた運動習慣だ。

次の崖はいずれ来るとしても、体力維持には努める決意です。

 

夕食は自家製キーマカレー、既製のルーは使わないレシピで作ったとのこと。

傑作でした。リピートお願いします。
「刻んだピーマン入れるの忘れた!」とヒロ。

 

寝る前にネットで購読中のブログを観ていたら、こんな映画が紹介してあった。

burizitto.hatenadiary.jp何がセンサーに引っかかったのかは分からねど「観たい!」と思った。

そういう衝動ってときどきある。

いま、観たい、と。

いま観なかったら二度と観ない、と。

マーク・ライランスが主演も観たい理由でもあったし、僕の出自である仕立屋が主人公なのも理由のひとつ。

検索したら(というかブログに出所が記してあった)、NETFLIXにあった。

オスカー俳優マーク・ライランス主演。英国人テーラーが営む仕立て屋を舞台に殺人ゲームが展開する、手に汗握る傑作スリラー。
ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが主演する、クライムスリラー。英国出身の男が営むシカゴの訳ありの仕立て屋を舞台に、ギャングたちの欺き合いと殺人ゲームが繰り広げられる。そんな中で巧妙に立ち回る店主の正体とは…!?小さな店内というワンシチュエーションで、登場人物が入れ替わり立ち替わり長台詞で論戦するさまは見ごたえあり。

かつて、ロンドン中心部にあるオーダーメイドの名門紳士服店が立ち並ぶサヴィル・ロウで経験を積んだ、英国人テーラーのレオナルド。彼はある悲劇の後にシカゴへ移り住み、今はさびれた町の片隅で仕立屋を営んでいる。一見堅気なその店は、ギャングが裏取引の場として利用することを黙認していたが、ある時店に負傷した2人のギャングが逃げ込んできたことから、事態は様々な人を巻き込み悪い方へと転がっていく…。

NETFLIXで配信、1時間半が嬉しい。

1956年のシカゴが舞台。

戦前ではない戦後のアメリカ、カポネの1920年代ではない。

主人公の注文紳士服店だけの密室劇。

ラストの展開、主人公が正体をばらすシーンに鳥肌が立った。

マーク・ライランスとゾーイ・ドゥイッチ(左)

彼女のルックスに惚れた。(笑)

仕立屋の受付嬢役がゾーイ・ドゥイッチという女優。

父親は映画監督、母親はリー・トンプソン

バック・トゥ・ザ・フューチャー』のヒロイン、僕は「スペースキャンプ」という映画が印象に残っている。

娘さんは正統派の美人でした。