(菜の花や) 月は東に 日は西に 与謝蕪村
*蕪村が摩耶山で詠んだ句、ちなみに「春の海…」は須磨の浦で詠んだ。
午前中は日録を記し、午後から大阪マラソンのリサーチで対象者に電話する。
iPhoneをスマホスタンドに置いて、イヤホンをして、ハンズフリーでやってみた。
両手が空くのでiPadでメモがとりやすい。
なんだかコールセンターのオペレーターみたいな気分。
ちょっと落ち着かない。
一人は神戸須磨区の87歳のランナー、もう一人は大阪平野区の84歳、この人は金剛山登山一万回以上の猛者だ。
バイクで転倒して腰を痛めリハビリ中だというが新年から走り始めるという。
66歳でフルは卒業なんて言ってると若僧が!と叱られそうだな。
生きていればまだ15年から20年は走り続けられるじゃないか。
コロナ禍で途絶えたレースもフルはともかくハーフマラソンくらいは年2くらいで走りたいものだ。
夕方から阪神電車で三宮へ。
二宮温泉で編成M氏と合流。
神戸を走ろうと月始めくらいに約束していたのだ。
かつては年に5回くらいは神戸ランからのSONEでジャズライブという流れでパターン化していた。
調べると2018年4月以来だった。
午前中に筋トレして、午後に走って、夜はジャズライブで日付変更線を越えて帰宅。
61歳は元気でしたね。(笑)
国道を越えるまでは歩き、磯上公園(改修中)あたりから走り始める。
風もなく、冷えこみもゆるく、ランニングにはベストのコンディション。
みなとのもり公園のラバートラックを走り、ポートターミナル、神戸大橋と続く。
東の空に満月が昇る。
京都や大阪なんばはインバウンドで溢れかえっている。
USJは当然で、キタのスカイビルあたりも常に韓国語が聞こえてくる。
ところが!
神戸には海外からの旅行者の姿がない。
いるところにはいるのだろうけど、三宮や元町を歩いていても目立つことはない。
かつては関西でも外国人をよく見かけたのが神戸だった。
住んでいる人はいるのだろうけど、…旅行者には人気がないのかな?
汗をかくほどではないが、身体があったまって、それなりに疲れた。
たった5キロ足らずのジョギング、2キロくらいは歩いていたように思う。
二宮温泉は小学生たちで混み合っていた。
早々に切り上げて「唐子」へ行く。
ふたりぼっち忘年会。
僕が日本一だと思っている焼餃子と水餃子から始める。
料理はおばちゃん、配膳は目の悪いおじちゃん。
店は満席、二階の団体さんも二人でオペ。
七十代のご夫婦は休みなく働く。
8時前に切り上げる。
胃袋の調子がいいので芦屋の「みずかみ」で二次会しますか、と誘う。
9時前に「みずかみ」を覗くと珍しく誰も客がいなかった。
優子さんが来店を喜んでくれた。
しばし、日本酒を味わい、忘年会は続いた。
芦屋から香櫨園、香櫨園から歩く。
23時近くになる。
amazonプライムで小津安二郎「小早川家の秋」を見始めるが、すぐに眠くなる。
以下、フォト日記です。