午前中に病院通い。
8月に脳のMRIを撮った渡辺心臓・脳血管センターへ定期健診。
その時、動脈硬化が進行していると指摘されて、また半年後に調べましょうと言われたのだ。
定期健診と言っても何かを調べるわけではなく、血液サラサラにする薬を出してもらうだけ、3分で終わる。
三十代の担当医が「2月にいい結果が出るといいですね」と言う。
前回、診察室にベビーカーを置いていた人だ。
「でも、細くなった血管が元に戻ることはないですよね」と口に出て、しまった、と思った。
「現状を維持して、動脈硬化が進行してないといいですね」と言われた。
2月にまた進行していたら、どうしたらいいのだろうか。
帰りにカルディで珈琲豆を2種類買う。
きのうの夜にすき焼きを食べたので、今日の昼はお粥にしてもらう。
ドキュメント74時間の「北海道・礼文島 最果てのユースホステルで」を観る。
いまも昔のようなミーティング(交流会)のある礼文の桃岩荘ユースの3日間だ。
30年前に僕もこのユースに泊まったことがある。
1993年の7月、まだ若者が泊まる宿が少なかった時代。
手元に旅の日記が残っている。
10泊11日(フェリーで3泊)、行きはフェリーを乗り継ぎ、帰りは今はない日本エアシステム(JAS)だった。
僕はスポーツニュースのディレクターとして仕事をしていて36歳だった。
当時、ユースホステルでは年配の客だったと思う。
番組を見ていて、取材班にインタビューされていたある男性に見覚えが…。
いっしょに利尻山に登ったことある人かも?
その人は家族連れで、インタビューでは年齢は55歳、兵庫県から来て、職業は鉄道関係、そして最初に礼文へ来たのは1991年だという。
記憶の糸が次々とつながり、僕はアルバムから一枚の写真を出した。
ビンゴ!
かつていっしょに旅をともにした人にテレビ画面で30年ぶりに再会した。
なんか嬉しい。
これは追って「ぷよねこ減量日記」に書こう。
現実逃避、サボってばかりはいられない。
あすは奈良へ玉戸翁の見舞いに行くつもりだったが、仕事が捗らず、天気予報が悪い。
延期しようと決めたら、きょうやるべきコトを明日へ先送りした。
せめて、その作業(テロップ原稿作成)の準備だけでもしておこうと夕方、1時間ほど集中した。
昨夜のすき焼きは用意した半分しか食べられなかった。
まるまる半分の食材が余ったので連夜のすき焼きとなる。
食が細くなり、とてもじゃないが今までと同じ量は食べられない。
今日もまた「ドキュメント72時間」を観てしまった。
長距離のトラックドライバーたちが食事と仮眠で使っている。
みんな大盛りのホルモンうどんとか、カツ丼とか、ミックスフライ定食やあんかけ焼きそばをワシワシ食べている。
うやらましいな。
食は生命そのものだと思う。
観ていて思った。
ドキュメント72時間の魅力とは?
自分にもあったかもしれない “もうひとつの人生” を番組が見せてくれるからではないだろうか。
長距離トラックを走らせて九州や四国を往復する50歳のシオダヒロシ。
きょうは車中泊して、朝ごはんを食べて、長崎まで走るのだ。