ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年11月9日(木) “ 人生はいまだ愉し ” ウーゴ&きよし 大阪編

 

             



昨夜、寝酒にウイスキーロックを2杯飲んでしまった。

起き抜けにまだ分解されず内臓に残っている。

映画を観ながら、本を読みながら吞みたいのだが、ここは極薄にするか、ココアか紅茶にしておこうと

今まで何度も思ったことを高齢になっても繰り返している。

寝酒するなら極薄に!

でも、がつんとオンザロックや濃いめのホットが旨いんだよね。

 

ことしも来てくれました。

 

秋晴れ。

午前中、ロードバイクに空気を入れ、近所の紅葉スポットへ。

芦屋浜のアメリカ楓の並木の色づきには少し早かった。

海に白いドットが浮かんでいた。

ユリカモメだ。

おお、今年も来たのか!

思えばコロナ禍の2000年と2001年は来ず、去年ひさびさに飛来した。

puyoneko2016.hatenablog.jp

ことしは気づくのが遅かったのかな。

 

グランフロント大阪、昨日はなかったイルミネーションが点灯

 

午後からナレーションの清書。

夕方にポスプロの手直しに編集スタジオへ行く。

19時からロイヤルホースでライブを聴く。

ウーゴ・フォルトルーソ+長谷川きよし@ロイヤルホース

去年の今ごろ、京都で聴いたドス・オリエンタレスのユニットです。

前半は長谷川さんメインのステージ、後半はオリエンタレスの演奏という構成。

 

途中からA部氏とNさんが合流。

3曲がすでに終わっていて合流直後が「別れのサンバ」だった。

ギリギリ間に合いました!

 

前半のセットリストは…

・透明なひとときを
・カリニオーゾ
・カポエーラの嘆き
・別れのサンバ
・忘却 (ピアソラ
・大好きなあなた
・裸馬
・ネーガ (正式なタイトルはわからないけど 🎵ネーガ とコーラスが入る)

 

去年の京都では後の席で長谷川きよしさんの顔がほとんど見えなかった。

今回はしっかり歌うきよしさんを拝めました!

 

セカンドステージが始まり、パーカッションのヤヒロトモヒロ氏が司会進行。

ウーゴ氏より客席の元ウルグアイ大使が紹介される。

1時間ほどの熱演があり、最後に女性パーカショニストが加わり、ニッコニコの愉しいエンディング。

ウーゴさん、御年は八十、ピアノだけでなく、キーボードも駆使して、めちゃ若くてパワフルです。

思えばきょうのステージは長谷川きよし(74)、ウーゴ・フォルトルーソ(80)、ヤヒロトモヒロ(62)

そうとは思えない熱いステージでした。

 

2021.10] 松田美緒インタビュー|ウルグアイの巨匠、ウーゴ・ファトルーソのプロデュースにより歌い手としての本領を発揮した宝物のような歌曲集『La Selva』|e-magazine LATINA

彼女、ウーゴさんの現在のパートナーであるらしい。
羨ましい、というか元気な証拠ですね。
松田美緒さんの記事より写真拝借

  

左からウーゴ(80)、トモヒロ(62)、きよし(74)

去年のライブレビューはこちら。

puyoneko2016.hatenablog.jp

ウーゴさんを見ていていいなと思う。

日記に毎日のようにウダウダと老化を嘆きぼやいている自分が恥ずかしくなる。

臆病になって、すぐに構えてしまう。

いわゆる自粛というやつですかね。

いまいましい言葉。

行きたいところがあれば海外でもどこでも行けばいい。

やりたいことをやればいい。

普通に。

ウーゴ・ファルトーソの奏でる音楽を聴きながら、そう思えた。

いいコンサートでした。

 

オリエンタレス、前半はウーゴがスキャットを交えてフリージャズっぽく。

どこか チック・コリア や彼のユニット リターン・トゥー・フォーエバーを思わせる。

後半はよりアーシー(土着的)な演奏。これもいい。

来年も日本ツアーが内定しているそうで、チャンスがあれば今度はいい席で聴きたい。  2022/11/02

 

こう書いていたのだ。

いい席で観られた。

日記に書くとかなりの確率で実現する。

…と信じよう。

阪神梅田駅のこの看板を何人ものファンがカメラに収める。

終わったのは22時前、高齢者はそそくさと家路につくのでした。