毎月、毎週?のように、訃報が舞い落ちてくる。
自分が若い頃にだって人は死んで、訃報は新聞紙上に載っていたのだと思う。
たいていは知らない老人だった。
いまは…同時代を生きてきた人が死んでゆく。
一昨日は谷村新司(享年七十三)、きょう財津一郎(享年八十九)…。
「財津さん、まだ生きていたのか」
失礼な話だが、訃報を知って最初にそう口に出してしまった。
記事を読むと奥さんの長く看病、介護をしていて3年前に先立たれたという。
秋めいて、季節の変わり目。
明日の10月20日はラグビーの平尾誠二の命日、もう7年前か…。
人も葉が落ちるように役目を終え、土に還るのだろうなと思う。
我もやがて…
きのうはポスプロ編集、その後「いしもん」で独酌。
今日は午前中に構成表にタイムコードを書き入れ、午後イチで番組のラインアップ会議に出席。
それだけで疲れてしまった。
チケットをもらったので夕方からは甲子園球場でクライマックスシリーズを観る予定。
疲れていたので一旦帰宅する。
家で少し横になる。
仕事帰りにナイター観戦なんて当たり前のことなのに…。
午前中に自宅でデスクワーク、出勤して昼から会議、帰宅して仮眠、出直して自転車で20分の甲子園、野球観戦。
苦行…とは言わないが、いまの自分にとっては結構な負担だ。
すっかり老人。
夕方5時過ぎに自転車で甲子園へ向かう。
10号門前でA部氏夫妻と合流、3塁側前から2列目、カープベンチの真ん前で観戦。
5メートル先で先発の大瀬良が投球練習をしている。
ファインプレーをした野間がナインに出迎えられる。
ピンチを凌いだ大瀬良が興奮気味のドヤ顔で野手をハイタッチする。
それが生の声。
臨場感が半端ない。
阪神広島ともに1点で9回表、カープが無得点に終わった時点で球場を辞す。
延長になったも辛いし、阪神がサヨナラ勝ちでもしたら逃げられない。
何よりも疲れている。
自転車で帰宅途中、抑えの栗林が木浪に打たれ、案の上阪神がサヨナラ勝ち。
日本シリーズ出場へ王手をかけた。
スタジアムで飲んだのは生ビールとハイボール、持参の保冷ボトルに入れた日本酒一合。
もうそれで十分だ。
早めに布団に入って明日の朝ナレーションの清書をしよう。
甲子園のSMBCシートから撮った写真を何枚かアップ。