いまだ酷暑の9月半ばである。
やるべきこと、仕事はあるのだが、気乗りがしない。
気乗りがしなくて先送りに出来る見通しはあるので今日はサボる。
徹夜のダメージも、昨日しっかり眠ったので回復したと思われる。
昨夜は22時半就寝、今朝9時過ぎまで寝床にいた。
ずっと熟睡していたわけではないが、10時間睡眠、我は健康である。
健康には…疑いの余地はあるが。
先日行ったオリックス戦プレミアシートの未使用券が一枚残っていて、いつか使おうと思っていた。
今日のオリックスの先発が前の試合でノーヒットノーランした山本由伸だった。
来季はメジャー行きが確実。
日本で見られるチャンスは少ない。
昨シーズンまで2年連続投手四冠、現在14勝5敗、防御率1.26の球界のエースを生きてるうちに生で見よう。
仕事を先送りにして灼熱の大阪へ出かける。
実は京セラドームへのアクセスはいい。
最寄り駅の西宮から乗り換え無しでドーム前駅へ行ける。
甲子園駅はその途中にあるので、今シーズンリーグ優勝(オリは予定)のセパ2チームは自宅からでも指呼の間にあるのだ。
未使用のチケットで当日券に交換してくれる。
窓口に出すと…今日はヨシノブ人気か、内野は満席。
レフト側の外野最上段しか空いていないそう。
当日券を買いにきた隣のおっさんもそこしかないと言われ残念そうに購入してた。
そして、僕もレフト外野上段席へ。
ここが遠かった。
そして、マウンドからも遠かった。
米粒のように山本由伸を見た。
山本由伸は3失点で降板。
結果、負け投手となる。
今シーズン6敗目。
貴重な(?)負け試合を観ることになる。
Days like this 、こんな日もあるさ。
レフト外野席のゲートからはドーム前駅より大正駅が近い。
この配置も初めて知った。
大正駅の目当ての立ち吞み酒場「大川」へ行くが……
「本日より当分のあいだ、休業させていただきます」という貼り紙。
いったい何があったのだろう?
西九条からふたたび阪神、尼崎まで行く。
駅の高架下にある「まる満」で独酌。
南木佳士の芥川賞受章作「ダイヤモンドダスト」を読みながらプレーンハイを飲む。
南木氏の小説は限りなく私小説で、主人公をとりまく背景はエッセイで読み、脳内に定着しているので、
小説であってもすんなり受け止められ、再生できる。
いや、それだけじゃなくこの小説、面白いのです。
サボってしまった土曜日。
明日はやるべきことをやるべく、朝7時に起きるぞ、とトシヨリは誓うのであった。
以下、フォト日記で追記します。