ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年6月3日(土) 気もそぞろ…雨上がりの観戦日和に誘われて

初夏の青空、空気はひんやりして最高の観戦日和 
“きょうは死ぬのにいい日” by アメリカ原住民

 

陸上の関西インカレの編集を始める。

午前中は応援風景の映像を編集のAさんに抜き出したりしてもらっておいて、iPadで構成を立てる。

午後から合流、二人のルーキーのレースをつなぎ始める。

 

構成作りにiPadは手放せなくなった。

今日は日本選手権の3日目。

注目の女子100mハードルの決勝がある。

現場で取材しているHディレクターからラインで情報が送られてくる。

気になって編集に身が入らない。

ええい! と(もともとそのつもりだったのだが)4時過ぎに局を出て長居へ向かう。

3時間くらい集中したので今日はもういいだろと。(笑)

 

午前中は運転見合わせだったJR阪和線は動いていた。

鶴ヶ丘で下車、スタジアム前で当日券を買う。

4000円!

隣の窓口の人はB席で2800円です、と言われたいた。

まあいい。

千載一遇、観たかったレースだ。

編集作業から一転、会場で生ビールを買ってシートにつく。

雨上がりの青空、初夏の涼しい空気が肌に心地いい。

最高の観戦日和。

席も余裕があり、坐っているだけで気持ちいい。

 

たとえたら男子100mの決勝に9秒台の選手が5人走るようなもの。

世界標準で考えてもかなりレベルの高いレースで、メディアで大きく取り上げられないのは陸上後進国だなと感じる。

でも、ワイドショー的な騒ぎにならず、ファンのひそかな楽しみでいいのだとも自分本位に思う。

 

史上初 12秒台が5人の選手が決勝のスタートラインに立った。

会場のモニターに映ったフィニッシュ 田中、青木、寺田、福部の4選手が…!

 

ワクワク、ドキドキしてレースを堪能する。

1000分の1秒を争う圧巻の名勝負。

速報ビジョン誤表示があり、その後に訂正。

スタジアムが騒然となる。

速報で優勝と表示された福部真子(写真4選手の一番手前)が一転4位に…。

日本記録保持者で4人の中で一人だけ世界選手権参加標準を切って、3位に入れば代表内定だった。

再生された映像を見て「違うじゃん!」という福部の声が聞こえた。

 

その後も男子100m予選、男子400mハードル決勝を観てスタジアムを去る。

長居駅の商店街を初めて歩く。

目をつけていた立ち吞み屋は満席。

じゃんぼ総本店とこなもんのチェーンで焼きそばとレモンチューハイ。

局に戻って、編集の上がりをチェックして帰宅。

23時過ぎになってしまう。

仕事じゃなくて観戦で疲れては話にならない。

少しも反省してないが、明日のこころだ。