ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2024年4月9日(火) なにごとも終わる、終わりは救いでもある。

桜の季節も最終章、フィナーレを迎え、身の回りの世界が艶やかになってきた。

ことしは山の桜は咲くのだろうか、と不安視していたが玄関ドアを開けたら…!!!

 

黄砂が消えた。六甲の山肌にくっきりと桜が浮かび上がる。

 

六甲の山肌にサクラ色のラインが浮かび上がるころ、里では落花盛ん。

夙川オアシスロードは敷き紅葉ならぬ敷き桜、敷き花弁が狩野派の襖絵のようだ。

 

鮮やかな彩りの襖絵のごとし。

体重が71.50キロ。

ことし最重になった。

この日録も今日9日の時点で2日から8日、一週間分が滞留している。

身体も心も澱がたまっている。

そろそろ、いや、今日から緊急事態宣言を発動しよう。

一週間で体重を70以下、8日間休肝日なしだったから断酒。

こういうの軌道修正をちゃんとしないとダムから水があふれ出す。

2018年の夏から秋、ダムから水があふれた。

体重の減少と血糖値の急上昇、糖尿病再発。

(糖尿病は完治はないので再発という表現はないかも)

次にあふれ出したら健康寿命を大きく縮める。

腎障害、血管障害、失明も現実となる。

高齢者であることを自覚せよ。

もう次はない。

 

吉野山を思わせる色合い。染井吉野と山桜と新緑が混じる。

花道 というのはこのことか?

 

大谷3号、逆方向に放りこむ。

別に水を差そうとは思わないが、尋常ではない打棒を見て、ふと思う。

いつか大谷翔平にも衰えるときが来るのだろうな、と。

意地悪な感情とは違う。

長く生きていると知るのは「何ごともいつか終わる」という絶対真理。

同世代のヒロとよく話すのは具志堅用高のことだ。

1970年代後半、具志堅用高ジュニアフライ級の世界チャンピオンだった。

当時はゴールデンタイムに世界タイトルマッチが放送されて、軽量級にもかかわらず、

パンチ力があり、ノックアウトで勝つ具志堅の試合は人気があり、必ず生放送をかぶりつきで観た。

その勝ちっぷり、その強さに圧倒された。

1981年の4月だったか。

僕は二ヶ月のバックパック旅行から帰国した。

新聞の紙面に「具志堅TKO負け」の文字が!

具志堅が負けた。

想像も出来なかった。

テレビニュースで映像を見た。

あの具志堅用高が崩れ落ちていた。

いまヒロと話す。

「具志堅が負けることを想像したことがなかったから、あれは衝撃だったよね」

イチローだって、松井秀喜だって終わった。

井上尚弥がノックアウトされるのは想像も出来ないけれど…。

大谷翔平もいつかスタメンから外れるのだろうか。

それとも、その前に勇退するのだろうか。

「何ごともいつかは終わる」

「いつか終わる」は辛いときには救いだけれど。

この絶対真理を時々は忘れてしまうのだが…。

鴨長明は絶対真理を書いた。

 

午後から仮編集のチェック。

少し手直しして強制終了。

今日は吞まない。

 

ラーメンでも食べるか。

と思いつつ堂チカへ寄るがカドヤ食堂がお休み。

向かいはインディアンカレーだ。

当然のように安全策、いや安心策を選択する。

ことし4度目のインディアン。

今回はスパでなくライスにした。

卵をつけた。

 

インディアンカレーライス、ライスはちょっと重かったかな。

 

オンデマンドで「舟を編む」8話を観る。

吞まない夜は10日ぶりだろうか。

 

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