ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年12月17日(日) 高松一泊二日ひとり旅 Day1

元カメラマン&編集マンがオープンしたジャズレコードの店「フィフティ/Fifty」

 

高松へ一泊二日のひとり旅。

退職した友人がジャズバー(喫茶)をオープンしたので開店祝いで吞みに行く。

ただそれだけの目的で、何をするわけでもなく、急ぐわけでもなく。

そういうときは船旅がいい。

ジャンボフェリーで往復しよう。

片道5時間、行き帰りで10時間の洋上生活(笑)だが、それもまた良し。

神戸から高松まで

・新幹線と在来線 2時間45分 7450円

・高速バス 2時間36分 4300円

・フェリー 4時間45分 2200円

フェリーはネット割なら平日は往復で3590円といういまどき破格の安さ。

気楽なひとり旅はこれ一択です。

 

冬晴れの中突堤、ポートタワーも化粧直しが終わりました。

 

昨日までと打って変わって今日から冷えこむらしい。

晴れ、風はさほど無い。

ブロンプトン(折りたたみ自転車)を携え、何のストレスもない一泊二日。

三宮のフラワーロードを海へ突き進むと神戸港第3突堤のフェリーターミナル。

海上は強風らしく、高松行きジャンボフェリー「りつりん2」の入港が20分遅れ、出発は40分遅れとなる。

同じ第3突堤には宮崎行きの巨大フェリーが停泊している。

宮崎行きもここから出るのだ。

 

神戸港は波静かだったが… 明石海峡 波高し

 

出港予定時刻は11時20分だったが12時過ぎに出港。

急ぐ旅でも無し、のんびり行こう。

「りつりん2」は何度もお世話になっている。

最初はリクライニングシート、小豆島からは寝転がれる大部屋で過ごす。

途中、昼ごはんに島ごまうどんを食べる。

冷凍うどんだが船で食べるとこれが旨い。

ことしは松山から呉へ渡るフェリーでも食べたなあ。

あれも旨かった。

洋上うどん、瀬戸内海うどんは最高です。

 

胡麻うどんに小豆島の醤油煎餅をトッピング、酒のつまみにする。

 

17時過ぎに高松東港着。

寒いし暗いのでブロンプトンは組み立てず連絡バスにそのまま乗る。

高松駅ブロンプトン稼動、寒い!

 

石造り(化粧板?)のシックなビルの2階にあります。

自慢のオーディオ機器でレコードを聴きながら…。

 

高松の飲み屋街にあるホテルへ直行すると…その並びに友人のジャズバーはあった!

チェックインして、セブンイレブンで現金を出金、2階にある店「Fifty フィフティ」への階段を上がる。

 

お互いすっかり枯れましたな。(笑)

1990年代だろうか…当時の写真はほとんど残っていない。

 

しばし、近況、店を開いた経緯、ジャズレコード、オーディオ機器の話、昔話を肴に吞む。

 

以下はフォト&キャプション日記です。

「りつりん2」は遅れていた。
新しい埠頭は通路がチューブ状です。

宮崎カーフェリーの「たかちほ」が停泊中。

あしたの朝には宮崎に到着している。

こちらも新造船の「ろっこう」がデビューするみたい。

1時間ほど待たされて…船影が見えた!

「りつりん2」の顔がカワイイ。

明石海峡は白波が立つ。

浅井愼平の80年代の短編集「気分はビートルズ
ウイスキーはバレンタインの17年がいちばんと決めた」

ドライのノンアルを飲んでみた。
悪くない…かどビアリーには及ばない。

いつのまに窓際は有料席になっている。

小豆島には15時半ころに寄港。

洞雲山(391m)紅葉は終わっていた。

坂手の大阪屋食堂が…!!!

消滅していた。

いきなり高松の夜、レコードジャズバー Fifty 発見!

レコード針にこだわっています。

音質を決めるのは「針です」とのこと。

もともとは焼酎バーで、店のオーナーが高齢で引退して譲って貰ったとのこと。

家賃4万は先代からの家賃と同じで超格安!

オープン費用はエアコン、内壁更新、パワーアップなどなどで100万ほどだったと。

お店のFacebookより拝借、掘りごたつのバーカウンターです。

店をオープンするときに購入したというマッキントッシュパワーアンプ

瀬戸内の海鮮もあります。オリーブハマチと帆立貝柱。

吉祥寺にあった「フィフティ」のオーナーは写真家だったとか。
彼は学生の時にその店でアルバイトをしていた。