ときどき心配になることがある。
脳やら心臓やらいろいろとチェックした。
シリアスな病気は見つからず、不安は多少解消した。
でも、僕は47歳の時に過労と不摂生で血糖値が爆発的に上がり、糖尿病と診断されて一ヶ月入院した人間だ。
入院中、もうお酒は飲めないだろうなと覚悟した。
あれから二十年近く経つ。
いまも働いて、ほどほどにお酒も飲めて、元気ハツラツとはいかないけど…そこそこ達者でやっている。
これって実は奇跡なんじゃないの? と思ったりする。
不安要素とは糖尿病という基礎疾患。
いつか、何かのきっかけで血糖値が急上昇するのでは? という不安。
糖尿病の人は普通、よほどコントロール(節制)しないと血糖値は下がらない。
高い値が続き、いつか重大な合併症(腎臓病、失明、壊死)を起こす。
僕の場合、血糖値は(低くは無いが)安定している。
いわゆる年齢相応な数値。
何がうまく作用して、そうなっているのかはわからない。
前借りしてるような気分。
カード払いみたいに。
いつかドカンと支払う時が来るのでは…
免疫力も、基礎体力も加齢である水準を下回ったときに、血糖値の上昇が起こり、簡単には止められないような事態になる。
ダムが決壊して、水は溢れ、もう止められない。
体重は69キロ台で安定。
ボーマンになると68キロ台になる。
運動習慣も申し訳程度に続いているだけ。
休肝日も月に10日あるかないか、だ。
そろそろ(実は)決壊寸前のダムの補強工事をするべき時期が来ている。
今日は雨。
関西地方が梅雨入りした。
梅雨が明けるまで元気でいられるだろうか?
クレジットの支払いを一括で請求される日はいつだろうか?
梅雨入りし、夏が来て、暑さにうんざりして、秋が来るのを心待ちにする。
ことしは阪神が優勝しそうだし、ラグビーのワールドカップは楽しみだ。
そんな時間がやってきては去ってゆき、あの人も、この人も、自分も、誰もがそうこうしているうちに死んでしまう。
悲観ではなく、事実として人生ってそういうものだよな、と思う。
雨の中、蕎麦酒に誘われて街へ出た。
和風だしカレー蕎麦が旨いという店でA部からの推薦。
はじめての駒川商店街を歩く。
いつもは長居スタジアムへ行く途中で通り過ぎるだけの街。
アーケードのある商店街では、千林大宮や九条と並んで元気なエリア。
笑えるポスターで有名なのは駒川商店街だと思いこんでいたが違った。
同じ沿線の文の里商店街だった。
この記事、笑えるのでご一読を。
店の開店まで時間があるので銭湯につかる。
駒川温泉、入浴料が490円と貸しタオル10円のワインコイン温泉。
町屋を改装した蕎麦屋「蕎麦燕堂(つばめどう)」
A部さんご夫婦と合流して吞む。
〆は名物の和風だしカレー蕎麦。
落ちついた空間でゆっくり過ごす。
飲み足りないのでタクシーで長居駅へ移動。
(iPhone液晶が雨で濡れてタクシーアプリが誤作動、呼び出し場所を違えて二度キャンセルするはめに)
2日前に独酌した長居駅の酒屋「星乃」のスタンディングバーで吞む。
遠い。