ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年9月29日(金) 浜 芦 屋 の コ ン ビ ニ の 前 で

朝イチでスターバックス(タテイシ)へ行く。

ひさびさのロードバイクGIANTの出動。

8時過ぎ、いつもは混んでいるのに空いていた。

大きなテーブルの端に一人スーツ姿の若いサラリーマンがノートパソコンに向かっている。

反対側の端っこで今日午後から録るナレーションの校正を済ませる。

 

図書館へ寄り、一旦帰宅して浜芦屋の温泉施設「水春」へ向かう。

回数券がまだ2枚残っているのだ。

往復7キロ、ロードバイクはそのための出動だった。

午前中はさすがに空いていて気持ちいい。

 

浜芦屋のセブンイレブンのテラス席で借りてきた本を読む。

村上春樹のインタビュー集「夢を見るために、僕は朝目覚めるのです」

いま没入している南木佳士氏のエッセイにこの本に触れていたか。

正確にはこの本のあとがきについて書いていた。

偶然にも南木佳士村上春樹は同じ編集者の担当だった。

クールな作家にしてはめずらしく、デビュー間もなもなくのころからの、まだ二十代で平凡社に勤めていた聡明な女性編集者との長いつき合いの様子を感傷的に記述している。そうしてみると、彼女が文藝春秋に途中入社してすぐにわが身を担当してくれるユニなったのだな、とわかり、「電話の声では二十代だと思われませんでしたか」と問われ、「いいえ」と正直に答えたら、まあ、と少女の酔おうに笑い転げた長い黒髪の女性編集者の姿を、田舎町の郊外書店のなかでありありと思い出したのだった。

南木佳士「生きてるかい?」より)

ベストポジションは爺さまに奪われていた。

あとがきを読んでからインタビュー集をパラパラと読み始める。

インタビュアーは外国人であることが多く興味深い。

日射しは強いが、湿度はなくカラッとしている。

しばしコンビニ前の木陰で氷結の缶をちびちび飲みながら半時間を過ごした。

もうこれだけで一日を終えても満足だ、と思ったが…そうはいかない。

 

ほぼ2ヶ月乗ってなかったロードバイクGIANT。

 

帰宅して昼食。

いやいや出勤。

ぼんやりナレーション録り。

ずるずるとラインナップ会議。

そそくさと退勤。

頼まれていた焼きそばを大丸地下で買い帰宅。

夕食は辛挽肉焼きそば。

食後、少し横になる。

Netflixで「ナルコの神」(全6話)を2話分見る。

去年の秋、今頃見始めて途中で放り出していた南米を舞台にした韓国の麻薬王をめぐるクライムサスペンス。

めちゃ面白い。

これは…船戸与一の世界そのものではないか。

 

以下、フォト数枚続く。

 

日射しは真夏のように強い。

 

リアル船戸与一な「ナルコの神」ナルコは麻薬の意味らしい。

丸古食品の焼きそばで作ったが…細麺はなかった。