午前中、台風らしい不穏な空気感が漂う。
火曜日は可燃ゴミの日で、収拾があるのか?
市のホームページで確かめるも収拾中止という情報なし。
午前8時過ぎ、雨は弱い、風もさほどなし。
ゴミ捨てに出ると駐輪場の自転車がすべて倒れていた。
ヒロの新車を救出する。
お盆 15日、日本が戦争に負けた日。
“日本でいちばん長い日” は78年前の今日だった。
エッセイスト平松洋子の「ひさしぶりの海苔弁」に収められている一編を思い出す。
軽妙でユーモア溢れる食の平松エッセイにしては珍しくウエットな一編。
「カフェ・ラテ 八月の真実」は作家三木卓と亡くなった詩人の妻 福井桂子のことを書いている。
「八月になるともう会えないひとのことをしきりに思う。」で始まる。
「幼年のころから大病を重ねながらあとに逝き、残った三木卓は、ニヤリと笑って飲みくだすカフェ・ラテを「現世の味」と書き措く。どこか下世話で、甘いも苦いも綯い交ぜになったカフェ・ラテ。 生きて八月を迎える者に似合う味のような気もする。」
で終わる。
ふと、もう会えない人たちの顔を思い出してみた。
ことしも僕は、生きて八月を迎えた。
日録を書き、番組告知のホームページをアップする。
雨足が強くなることもあるが、暴風警報が出てる割りに風の音がしない。
2018年のように停電になるのが怖かったがその心配もなさそうだ。
台風ごもり、静かなお盆休み。
サブスク映画を2本観る。
Netflixで韓国映画「犯罪都市」、amazonプライムで中国映画「ワンセカンド 永遠の24フレーム」
韓国で人気のマ・ドンソク、日本には彼のタイプの俳優はいない。
チャン・イーモウ監督の映画は文革時代のニューシネマパラダイスの趣き。
「初恋の来た道」と同様、チャン・ツィー風の美少女が登場する。
ガード下の靴磨きを思い出した。(笑)
古いね。
Netflixでテレビドラマ「その女ジルバ」も何編かを観る。
主演の池脇千鶴が実年齢と同じ40歳の役。
彼女は役に入りこむ名優だと思うが、肥って老けて、それでも童顔で、そんな人いるよね、という複雑な味を出している。
頬のたるみや目のクマはメイクなんだろうけど、今の40歳ってもっと若いよなとも思う。
ジョゼ虎や「そこのみにて光輝く」の池脇とは遠く離れてしまった。
スイッチひとつでまた別の顔を見せるのだろうけど。
今日は奇数日、腕立て伏せを10回やる。
夕飯は夏野菜カレー。
昼間に映画を観たので夜はKindleで読書。
吉村昭「戦艦武蔵」と平松洋子のエッセイを三冊、衝動的に購入してしまう。
図書館でいいのにな、と罪悪感を感じつつ…3205円の支出。
電子書籍じゃなかったらまた本が増えるとこだ。