横浜出張から帰りきょうは休養日としたい。
こんな日は朝にiMacに電源を入れたらグダグダとYou-Tubeなど見て過ごしてしまう。
新幹線の中でKindleで読んでいたのは村上春樹「一人称単数」という短編集。
文学界に載ったときにほとんど読んでたけどKindleで再読するのも楽しい。
その中の一編「チャーリー・パーカー・ プレイズ ・ボサノヴァ」
架空のアルバムにまつわる話で、主人公の夢の中でチャーリ・パーカーが名曲「コルコヴァード」を演奏する。
どんな曲だったかな?
いまは便利。
アップルミュージックやYou-Tubeで検索する。
アストラッド・ジルベルトとスタン・ゲッツのコルコヴァードを聴く。
そこから例によってYou-Tubeで名曲名演の旅が始まる。
音楽番組に出演している“動く”チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピー。
グレン・ミラー楽団、デイブ・ブルーベックとポール・デスモンドからジリオラ・チンクエッティに飛び、セルジオ・メンデスやらキャロル・キングやら、訳が分からない。(笑)
あっという間に昼になる。
ヒロは中学時代の同級生たちとランチ会で高槻へ出かけた。
あいにくの雨だ。
午後おそく雨が止んだので自転車で出る。
図書館とブックショップとコーヒー豆ハンティング。
図書館で貸し出し期限超過の本を返し、「西宮市の昭和」という写真アルバムと「横浜1963」というサスペンス小説を借りる。
横浜帰りなので何となく手にとると…面白そうだった。
次にコーヒー豆ハント。
通勤路にありながらなぜかスルーしていた染殿町のしくもコーヒーへ行ってみた。
しくも とは 染殿町の染という字を分解したものであるらしい。
坊主頭の若い主人は香櫨園小学校出身とのこと。
開店してほどなくコロナ禍となった。
「イートインがメインの店じゃなく豆屋でまだよかったです」とのこと。
エチオピア系で浅煎りが好きだというと…中国産のストレートを奨めてくれた。
浅煎り、酸味あり、苦みなし。
もう一種はフルブレンド、苦みのあるしっかり系。
ブレンドはその場で缶に入れてミックスする。
なるほどね。
おまけにエチオピアを少々サービスしてくれた。
次に阪神西宮駅のエビスタにあるカルディで、普段飲みの珈琲豆を買う。
こちらもすっきり系の軽いもの。
珈琲の嗜好は年とともに変わってしまった。
以前は何が何でも濃厚、深煎り、苦み強めだったが今はスタバ系は敬遠してしまう。
ブックファーストで本を3冊購入。
クオカードに現金を足す。
帰宅後、おまけにもらったエチオピアをハンドドリップで淹れた。
美味しかった。
好みの味わい。
香りもあり、酸味もあり、それなりに味わいもある。
ちょっと嬉しい。
帰るとヒロが帰宅したばかりだった。
夕食はいさきとアジの造りと土産の崎陽軒の焼売。