ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2025年1月12日(日) 『陪審員2番』@U-NEXT 〜 今年初の映画は…お気に入りの一本に 〜

十日戎の福笹が1000円→1500円!

神さまとは言えあまりに大胆な値上げ幅。

スーパーで日常的に買いものはしないので値上がりの感覚は主婦に比べて実感はなかった。

世知辛くなる世界。

王子動物園も65歳の兵庫県内の高齢者は無料だったのに、神戸市在住者だけに制限された。

神戸市の施設だから仕方ないが、今まで無料だったものを一切の割引もなしにする。

兵庫県と神戸市の間に何かあったのか?  と疑いたくなる。

まあ、世の中の流れは止められない。

おまけにヒロが動物園からの横断歩道で急発進して右膝の痛みが再発した。

泣き面にハチのきのうでした。

 

ロシアにプーチンアメリカももうすぐトランプ、韓国の政局もややこしいことになってるし、

世界はどうなるんだろう?

ことし2025年はスタートしたけど悪い予感しかしない。

 

きょうは在宅。

都道府県対抗の女子駅伝の中継を楽しむ。

去年は仕事でも女子駅伝の情報が入っているので知った選手も多く楽しめた。

去年まで大学生だった選手が実業団で走っている。

すっかり垢抜けて…!

卒業生を見る担任教師みたいな気持ちになって面白い。

 

駅伝を見たあと、ちょっと長めに走るつもりが…

少しふらふらする感覚があるので回避。

めまいとは違う。

きのうの疲れだろうか。

 

U-NEXTで映画を一本見た。

クリント・イーストウッド最新作『陪審員2番』

劇場公開はしていない。

読書マラソンのメンバーM田さんに教えてもらった。

U-NEXTで公開されているなら見られる。

新年最初の劇場鑑賞は「バグダッド・カフェ 4K レストア版」だったが、これは過去に見たことのある作品。

2025年最初の映画はこの「陪審員2番」になる。

許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」のクリント・イーストウッドが、94歳を迎えた2024年に発表した監督作。ある殺人事件に関する裁判で陪審員をすることになった主人公が、思いがけないかたちで事件とのかかわりが明らかになり、煩悶する姿を描いた法廷ミステリー。

ジャスティン・ケンプは雨の夜に車を運転中、何かをひいてしまうが、車から出て確認しても周囲には何もなかった。その後、ジャスティンは、恋人を殺害した容疑で殺人罪に問われた男の裁判で陪審員を務めることになる。しかし、やがて思いがけないかたちで彼自身が事件の当事者となり、被告を有罪にするか釈放するか、深刻なジレンマに陥ることになる。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルトが主人公ジャスティンを演じるほか、「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレット、「セッション」のJ・K・シモンズ、「24 TWENTY FOUR」のキーファー・サザーランドらが共演。陪審員のひとりとして、リアリティ番組テラスハウス」などに出演した日本人俳優の福山智可子も出演している。

2024年製作/114分/アメリカ 原題:Juror #2

タイトルの素っ気なさ、2番はあなたかもしれない。

M田さんはこの映画についてこう書いている。

イーストウッドは開始数分で投げかける
「私たち人間は、正義を執行できるのか?人は人を公正に裁く事は出来るのか?」
この問いに真摯に向き合った、94歳  イーストウッド監督作品。
法や制度はいかに危うげなものか… それを示唆しながら、それでも人は真実に対して誠実であるべき、という祈りを捧げる。イーストウッド、いまだ目は全く曇っていない 。評決は全会一致で12人の陪審員でおこなわれるが…観る者全員を否応なく真実の行方をジャッジする席に縛り付ける。今作は法の、ひいては人間の限界を示している。
「法律(司法制度)は無いよりはあったほうがよい」ものであり、完璧ではない 。神の名の元に開かれる裁判、そして12人の陪審員。それでも人を裁くのは、神ではなく人であるその難しさをイーストウッドは提示する劇場未公開が惜しい、昨年屈指の1本。検事役で素晴らしい演技を見せるトニ・コレットがアカデミー助演女優賞にノミネート
 
見てすぐにリプライした。
「2時間ずぶずぶと引きこまれてゆく。イーストウッド監督の手腕 錆びちゃいませんね。リニューアルされた21世紀版『十二人の怒れる男』は正義と真実を深く考えさせれドアを開けたら…監督の答えがそこに。イーストウッドの真骨頂でした。
トニ・コレット、『セッション』のJK・シモンズもいい。
短い時間に陪審員12人の人生を覗き見する興味も尽きない。
個人的には、演技やストーリーとは関係なく主人公の妻役のゾーイ・ドゥイッチが可愛くて。
彼女、リー・トンプソンの娘さんなんですね。
どこかで観たと思い出せずサーチしたら「アウトフィット」という映画に出てた人だ。この『アウトフィット』も面白い映画です。未見なら是非!」

 

値上げラッシュ、政局不安、異常気象…イヤなことも多いけど、今年初の映画は傑作でした。

一本しか見てないけど間違いなくベストワン。

イーストウッド監督 最新作「陪審員2番」脇役のキャストも素晴らしい。

 

走れなかったが、夕方はグンゼスポーツで風呂に入る前にラジオ体操と10分ストレッチ。

なぜかこの2つは元旦から一日も欠かさず続いている。

動的ストレッチのラジオ体操と静的ストレッチ。

合わせても15分、身体の負担にはならないので365日続けられたりいいなと思う。

 

グンゼスポーツからの帰りに東鶴(アヅマヅル)へ行く。

好きな銘柄「巻機(まきはた)」の限定酒があった。

新潟の高千代酒造の酒で、最初に出会ったのは貝掛温泉へ行ったときの越後湯沢の駅か。

秋田の「太平山」本醸造、長野の「帰山」「茜さす」、静岡の「志太泉」「開運」、高知の「文佳人」…。

各地に“推し”の銘柄があるが「巻機」もその一つ。

近所の蔵「白鷹」のにごり酒もあった。

珍しい。

二本を地域振興のはばたんPayで買う。

50mlくらいずつ家できき酒をする。

 

限定酒「巻機」は美味しいが、普通の純米吟醸の方がいいかな。

 

夕食はカレーうどんでした。これは鉄板!