木曜は朝から収録。
冷えるが天気がいいと気分も晴れる。
少し巻きで収録を終え、テロップ原稿を書く。
月曜から木曜までの作業量はさほど多くはない。
その多くない作業を4日に分けてやるのが高齢者メソッドだ。
このメソッドを考案したのは他ならぬ自分である。
威張ることではないが生きていくサバイバル術とも言える。
午後、編集スタジオへ行く。
きょうは大阪駅ではなく、福島駅まで行ってなにわ筋を北上する。
上等カレー福島本店で昼ごはん、カツカレー(1000円)にした。
月イチでカツカレーを食べる。
上等カレーの系列であるカレー饂飩の「得正」のカツカレーは750円。
おそらくルーやカツは同じものだと思う。
上等カレーは生卵とピクルスがついてくるが、要らないので今後は得正にしよう。

カツカレーはさすがに胃腸にズシンと来る。
月イチが賢明だろう。
スタジオで2時間ほど待たされて作業開始、20時前に終わる。
新梅田食道街の「プロント」で白ワインと蛸さんウインナー。
〆は食べずに帰宅する。
松井久子「最後のひと」(中央公論社)を読了。
「高橋源一郎の飛ぶ教室」で紹介された高齢者の恋愛小説。
古希が近づいてきて、年齢より上の人が主人公の小説を読む機会も少なくなってきた。
この「最後のひと」は映画監督であり、作家でもある松井久子の2022年の作品。
75歳の主人公(私)と86歳の彼との恋愛を描いた小説。
筆致が現代的なのですいすいと楽しく読めた。
でも、かつての売れっ子脚本家の女性とフランス哲学の重鎮である大学教授というキャスティングは
老いゆく高齢者のリアルな生活を描いていても、等身大ではなく、どこか別世界のものとして読んだ。
ひとつ小説の筋とは別に感応したことがある。
これが最後、これで終わり、そう思って選択を突きつけられると、ハードルが上がってなかなか決断出来ない。
2019年にパスポートをとったので、海外旅行へ行きたいと思っているのだが、ここ10年どこへも行ってない。
これが最後…と思っているせいだ。
はて、何歳くらいからそう思うようになったのだろう?
