ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2025年8月25日(月) また長めの日記になってしまった。

今朝の御前浜…この伸び放題の緑は何だろう?

昨日だったか、一昨日だったか、御前浜で大きな犬を見た。

初めて見る犬種だった。

散歩させているおばさんに「この子はなんという犬種ですか?」と聞いた。

ボルゾイとシェパードのミックスなんですよ」

なるほど。

フォルムはボルゾイ、立ち耳の顔はシェパードだ。

「カッコいいですね」と誉めると

「でも、弱っちいんですよ」と笑う。

大型犬はやさしい子が多いのだ。

おばさんと犬は海沿いのマンションに入っていった。

 

きょうは午前中に眼科で定期検診。

夜に毎年真冬に行く温泉♨️旅仲間と吞む予定があるだけ。

その間に散髪の予約を入れる。

 

眼科検診。

裸眼の視力は少しずつ落ちている。

白内障とまではいかないが、少しずつ進行はしているそうだ。

「まあ、白髪みたいなものですから。手術が必要なときは言いますので。」と毎回同じことを言われる。

眼底写真を撮る。

糖尿による眼底出血はなかった。

「出血はないですね。少し動脈硬化は見られますけど…これも老化ですから」

老化の進軍は止まらず。

自分がもう老人であることにだんだんと馴染んできた。

 

15時、予約しておいたYUI西梅田店へ行く。

6月17日以来の散髪、ボサボサになっていた。

白髪ぼかしをしてもらう。

2月20日以来、半年ぶり。

仕上がり、パッと見で白髪は見えない。

少なくとも5歳は若くなった。

それでも63歳。

笑うしかない。

 

酒宴の時間まで2時間ほどある。

ATMで現金を引き出す。

久々に堂島のジュンク堂へ行く。

地下にあったインディアンカレーの店はなくなっていた。

この地下にボルシチピロシキの店があったことを思い出した。

「鶴のす」という名前だった。

オムライス、ボルシチ小、ピロシキ1個のコンビが人気だった。

何を見ても何かを思い出す。

 

ジュンク堂で散財する。

雑誌ミーツ最新刊、スズキナオの2冊。

ルフレジでためらいもなく3冊も本を買ってしまう。

5000円近くした。

僕の前に有人レジに並んでいた年配のおじさんは10冊くらい買っていた。

会計は2万円台だった。

まだまだ人間が小さい。

 

 

特集は「ひとり酒場」

表紙写真の妻夫木聡が吞んでいるのは「酒や肴 よしむら」だった。

 

 

この本の存在は知っていて気になっていた。

小さな出版社ゆえか2200円と結構な値がする。

環状線の駅で下りて周辺を歩いて吞むというだけの散歩エッセイ。

散歩の〆は角打ち、という流れがいい。

西九条駅の見出しに「九条にだって歩いて行ける西九条の良さ」というのがあって、

そうそう、そうだよね的同調が強く起きて、つい買ってしまった。

だからなんだ?って話ですが。(笑)

そういえばこの本の元はこのサイトにすべてある。

スズキナオ  駅散策〜大阪環状線 まとめ 

買わなくても読めたのだ。

第3回【西九条】駅散策 ~ 大阪環状線をスズキナオが降りて歩いて飲んでみる

こっちが写真も豊富。

ま、いいか。

しみじみ本で読みたいと思ったのだから。

 

 

 

スズキナオのゆるいエッセイ集はタイトルがそのまま散文詩で、手に取らずにはいられない。

これまでも…

「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」

「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」

「思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる 」

「酒ともやしと横になる私」

すべてを買って読んでメルカリで売った。

今回もタイトルのコンセプトが自分にビンゴだった。

「家から5分の旅館に泊まる」

魅力的だ。

何が? と思う人とは友だちになれないかも。

この本のまえがきに首肯することしきり。

まるで水飲み鳥のように。

この本の元になった連載をはじめるしばらく前のこと。その開始時期は決まっていたものの、方向性について私はまだ決めかねていて、いくつかの案が明確な形を持たずに頭の中に漂っているだけだった。  そんなタイミングで、大阪の繫華街にある書店に入った。取材の仕事が早く終わり、そのまま帰るのはもったいないような気がして、アパレルショップや雑貨店などが並ぶショッピング施設をうろうろしたあと、同じフロアに書店を見つけて立ち寄ったのだと思う。  売れ筋の本と雑誌の最新号が並ぶコーナーを横目に見て、ジャンルごとの書棚をもう少しじっくり見て、今の自分が読みたくなるような本が見つからないことに私はショックを受けた。  今思えばそれは私がとても疲れていたからなのだ。「こうすればもっと人生が良くなる!」「これで仕事力が高まる!」「スリムなボディになれる!」「やみつき料理が作れる!」と、とにかく何かがプラスのほうに向かうことを掲げた本ばかりが並んでいるように、そのときは見えた。「前向きに生きよ! 本はそのために読むものだ!」と、急き立てられているかのように感じた。  今の疲れ果てた自分でも読めるような、むしろ、こんなときだから読みたくなるような本はないものだろうか……書棚をもっとよく探せば見つかったのだろうけど、そのときは体力もなく、まばゆく見える本ばかりが並ぶ書店をよろよろと出ての帰り道、暗くて静かな旅行記を書こう、と心に決めたのだった。大好きな『つげ義春日記』の、あの雰囲気が念頭にあった。  体力が続かず、旅先の郷土料理を食べまくることも、スナックをハシゴして酒を飲み明かすこともできそうにない。「ああ、疲れた」と心の中でつぶやいてばかりの、低調な旅。それでも、やはりどこかへ行けばその土地のことを今までより少しだけは知ることになり、誰かと言葉を交わすことがあれば、それが心に長く残り続けることもある。 「疲れた。もう何もしたくない」と言いながら、私は無性にどこかへ行きたくなる。そんなときは家で寝ていたほうがいいのではと自分でも思うが、いつも足は外に向く(裏返せば、そうするだけの体力はあるということか)。  旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、知らない土地を歩くことで、そのあいだだけは、自分自身のことを考えずに済むのかもしれない。

スズキナオ (2024). 家から5分の旅館に泊まる (Function). Kindle Edition. 

 

四十代半ば過ぎのスズキナオ氏もそろそろ疲れてきたらしい。

自己啓発本の類は僕もまったく読まない。

同じく「つげ義春日記」に惹かれる。

後ろ向きの本がしっくりとくるというのは凄く分かる。

燃え殻のエッセイに惹かれるのも似た指向を読み取っているからだ。

 

 

本意ではないのだが、きょうも長い日録となってしまった。

温泉仲間の会(奥本会と命名)を天六の十割り蕎麦「八(はち)」で開催。

S澤社長と店に行ったら予想通りすでに奥本氏が座っていた。

「1時間前から来てるわ」

「え?」

「嘘や、15分前かな」

いや30分前には来てたな。

氏はいま万博詰めらしい。

すでに七十になったという。

仕事が途絶えずええやん。

「でもなシオタ、何にも役に立ってないんやわ」と笑う。

 

天六「八 HACHI 」は2年以上ご無沙汰だった。

 

来年の冬の温泉はどこにします?

ことしの下北半島は良かった。

やっぱり東北やな。

行ってないのは山形と岩手か。

やっぱり雪がたっぷりの温泉がいい。

新玉川温泉はどうやろ。

自家用車では行けない。

新幹線の田沢湖駅から送迎のシャトルバスがある。

ここにしますか。

 

天満駅から撮った駅の南側、アジアの夜っぽく映る。

WBCNetflixが独占すること、今年の甲子園ボウルの地上波は読売テレビが放送すること。

S澤社長は来年の4月から安曇野を拠点にすること…

そんな話で夜は更けて…。