ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2025年6月16日(月) 仕事モード移行の前に [ アルザス梅雨の陣 ]

「やあ、久しぶり!」のショット@京都・一乗寺

 

先週の記憶は蓼科♨️2泊3日がすべてだった。

今週から仕事モードへ移行なのだが、今日は遊びの約束がある。

京都一乗寺の「アルザス」で眼鏡堂氏とささやかな定期演奏会、いや定期酒宴会。

時季的には「アルザス梅雨の陣」なのだが、快晴炎暑で「アルザス夏の陣」となる。

でも、なぜフランスのアルザス地方風のビストロで食べて飲むことが、○○の陣?なのかは不明。

戦いでも何でもない純粋な愉しみなのに…。

 

京都へ行く前に出勤して少しでも仕事を進めておこうと思ったが、他に誰も出勤してないみたいなので止めた。

JRでいつものように大阪へ、阪急特急で烏丸へ出る。

錦の「ぢんとら」で切らしていた唐辛子を40グラム量り売りで買う。

錦市場からすぐに退避してあみだくじを遡るように三条へ。

出町柳から叡山電車で修学院、いつものように線路沿いの「大黒湯」へ。

アルザス前の風呂は定番になってしまった。

特に夏場へ必須だ。

銭湯代が550円、値上がりしたのかな?

500円以上という記憶はない。

京都府の銭湯料金、40円値上げし大人550円に 4月から - 日本経済新聞

ことし4月から値上げされていたのだ。

大阪府は600円になったという。

兵庫県じゃ490円と安い。

でも、すぐに値上がりするのだろうな。

燃料費、電気代高騰、これは仕方ないような気がする。

僕が一番よく行く芦屋市立あしや温泉の380円はお得だ。

 

 叡山電鉄  私鉄の踏切というのは何故かドラマのワンシーンを想像させる。

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ

 

大黒湯にはサウナの他に蒸し風呂がある。

京都は伝統的に銭湯に蒸し風呂がついていることが多い。

喉や鼻や目が潤う。

砂時計をひっくり返してしばし汗をかく。

乾式のサウナは苦手だが、蒸し風呂があれば必ず入る。

大黒湯につかると毎回 幸せを感じる。

幸福感につかっている気分になる。

僕の人生、これでいいじゃん、と思う。

他に何も望むことはないじゃん、と思う。

 

以下はフォト日記で綴りましょう。

 

風呂上がりに地ビールのピルズナー
エスカルゴとパンが出てきた頃に白ワインのデカンタに。

白ワインなのにけっこう濃い口、いいね。

今回のメインディッシュは「豚肉とキャベツの煮込み」

相変わらず客層は若い。前回もそうだったが、一人旅の女性客と陽キャの女性グループ

デザートの腹を残しておく。絶品のアフォガード。

 

アルザス料理を食べながら思ったこと。

どうしていま、海外旅行へ行かないか? あるいは行きたいと思わないか?

かつては毎年のようにどこかえ出かけていたのに。

理由は一つではない。

気力体力の自然の衰えとシンクロしているのだ。

楽しめなければ無理やり行くこともないと思うからだ。

でも、と思う。

ここではないどこかへ行くのは永遠の願望なのかも。

理屈ではなく。

 

夜8時過ぎ、一乗寺駅  北向きのホームはほぼ学生。

今日は京都泊。

出町柳から岡崎公園の「京都トラベラーズイン」まで歩く。

2キロほどだろうか。

川端通りを鴨川の風を浴びながら南下。

誰もいない平安神宮の前を過ぎ、ロームシアター、みやこメッセ、京セラ美術館、大鳥居、セブンイレブンに寄る。

 

平安神宮応天門に立つ57歳、何を思う。

 

セブンイレブンに向かいの駐車場の植え込み、ヤマボウシが咲いていた。

夜の闇に白がまわりを明るくする。

チェックイン。

今回は和室、いつのなら修学旅行生が雑魚寝する部屋で、ラジオ体操とストレッチ。

もういちど風呂に入って寝る。