勤労感謝の日は朝から快晴。
いま取りかかっている仕事は全日本女子駅伝の密着ドキュメント。
キー局が駅伝当日に取材した素材を使って…らしく編集するという作業。
素材は大量にあって、最近は作業を詰めて入れるのは避けているので、一歩一歩亀の歩みで進めて行く。
高齢労働者だもの。
岸田前総理(1957年7月生まれ)も、いまの石破総理(1957年2月生まれ)も同世代だ。
出来はともかく、総理大臣みたいな激務をよくやるものだと思う。
そもそもスペックや型式が違うといえばそうなのだが、同じ年に生まれて、同じ年月を経てきた人間なのだ。
人間、ここまで生きてくると個人差は歴然。
さ、体調も悪くないし、天気もいいし、走るか。
秋深まる。
西宮、芦屋の海沿いにも秋が来た。
グレン・キャンベルや小野リサの Gentle on my mind 、 アン・マレーの「辛い別れ(you neede me)」をApple Musicで聴く。
アン・マレーは失恋したときに聴いて泣いたことを思い出す。
そんな純情青年もジジイになって、まだ走っている。
いいぞ いいぞ!と思う。
芦屋浜のアメリカ楓の並木が色づく。
散りかけだが光を通過して見える風景は美しい。
アン・マレーのベストを聴いていると Somebody's Always Saying Goodbye が流れてくる。
映画「ガイアシンフォニー第3番」(1997年公開)の星野道夫さんのパートで流れていた。
アラスカに憧れて3週間ほど旅した秋を思い出す。
まだ結婚前だった。
それにしてもそんな長期、よく休めたものだ。
夕方、グンゼの風呂へ行く。
ラジオ体操とストレッチと風呂。
寝る前にオンデマンドで流鏑馬に挑む20歳の女性を描いたドキュメンタリーを観る。
愛馬スペードとのコンビがいい。
競技大会で誰も出来なかった難しい的を全て命中させた直後の笑顔がいい。
仕事は少しだけ進んだ。
仮編集まであと一週間、負担にならないよう準備はしっかりしておこう。
追加フォト&キャプションあり。