
急に寒くなる。
ようやく晩秋、早くも初冬。
朝イチで眼科クリニックの半年に一度の検査。
前回は瞳孔を開いて網膜の検査をしたが、今回は視野検査。
集中力の要る疲れる検査だ。
光が見えると手に持ったスイッチをカチカチと押す。
時間が経つと見えた錯覚かかわからなくなって適当に押したりする。
結果は視野は「正常範囲内」、ちゃんと見えてます、矯正視力も1.0と1.2とのこと。
白内障、ドライアイは現状維持、まだ手術には至らない。
ただ一点、左目の視野に気になる部分があるという。
画像の赤い部分(何の指標かは聞きそびれた)が前回から少し大きくなっているという。
3ヶ月後に左目だけ再検査しましょう、となる。
終活期、じわじわと来てるのかな。
そういえば…
ことしの2月、脳のMRI検査をした。
以下、若い医師との会話。
ぷ「脳こうそくというのは血栓が飛んでどこかに詰まるものだと思ってましたが、
こういう形で徐々に詰まってゆくこともあるんですね。」
医師「そうです。脳こうそくにはいろんなタイプがあります。」
ぷ「この箇所が詰まってしまったらどうなるんでしょう?」
医師「左目の視野が欠けます。このあたり(手を置く)が見えにくくなります。
もしそうなったらすぐに救急車を呼んで下さい」
ぷ「はい、わかりました」
医師「次はまた半年後に」
脳こうそく、予兆あり…か。
67歳にもなると全身に不具合が出る。
電化製品や器具と同じ。
上は脳、耳、鼻、歯、肺などの呼吸器、胃腸など消化器、心臓や血管の循環器、肝臓、腎臓などの浄化機能、骨や筋肉などのロコモーティブなしくみ、そして心。
上から下へ、定期点検が必要な箇所は全身にある。
それらは頭の片隅に置いておくだけでいい。
いまは滅びの途上にいるのだから、静かな諦念が人生を穏やかにしてくれる。
ジョギングすること。
歩くこと。
四股を踏むこと。
ジャンプすること。
にぎにぎすること。
飲みすぎないこと。
食べすぎないこと。
深呼吸すること。
急がないこと。
転ばないこと。
怒らないこと。
笑うこと。
木曜日にジムトレしながら聴いた六角精児のラジオきっかけで、
アメリカのモリー・タトルというギタリスト&シンガーの動画にたどり着いた。
超絶テクニックらしいが、まずはキターの音色が素晴らしい。
歌声も、化粧っ気のない素朴なルックスもいいな。
アイルランドやウエールズを自転車で旅してたとき、小さな村で何十軒とパブに寄った。
そんな田舎のパブは夕方の早い時間帯は空いて、僕とパブの主人との二人っきりになることもあった。
アイルランドの西部、名前は忘れたけど午後遅い時間に腹が減って白い農家風のパブに入った。
天気のいい爽やかな6月。
パブのカウンターにはこのモリーさんみたいな女主人がいた。
どこから来たの? どこへ行くの? アイルランドはどう?
しばらく会話してギネスとサンドイッチ。
「今日はどこまで行くの?」
まだそこから3時間近くかかる街だった。
「ここ泊まれるから泊まっていけば?」と彼女が言った。
「部屋はぜーんぶ空いてる(笑)」
結局、そこには泊まらなかったけど、いっしょに笑った。
泊まれば良かったな。
この動画を観て、35年前のそんなことを思い出した。
眼鏡堂氏にこの動画を送ってそんな話もつけた。
「そういう旅は、もはや出来なくなっちゃった。世の中、便利になりすぎて、偶然を排除するようになった」
と返信。
いつのまにかその旅の宿泊はすべて予約するのが当たり前になってしまった。
宿を決めずに旅する。
いいこともあれば、もちろん失敗もある。
老人なので、失敗のダメージは大きい。
リスクを冒して楽しみを得る。
その時期はさみしいけど、終わったのだ。
夜、グンゼスポーツへ行く。
ラジオ体操とストレッチをして風呂に入る。
帰宅後、明日からの2泊3日のパッキングを確認する。
明日は冷え込むらしい。
3日だから下着だけで上下は着たきり雀でいいや。
ヒロもそうすると言う。
寝る前にウイスキーを1オンス(約30ml)だけ飲む。

Netflixで「孤独のグルメ」の番外編「出雲の餃子」を観る。
あすから3日間、仕事は完全に忘れよう。
(って書くところがダメか)