ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2024年10月24日(木) 「バブル ふたりのカリスマ経営者」を観る。

きょうはドラフト会議。

去年と同様にYou-Tube配信のお手伝いで出社するも人員は足りていて何もすることがなかった。

他のVTRのコメントフォローの作業をして過ごす。

 

23時過ぎに帰宅。

NHK+の見逃し配信で『映像の世紀 バタフライエフェクト』を観る。

副題は「バブル  ふたりのカリスマ経営者」

ダイエー中内功と西武セゾンの堤清二の栄枯盛衰。

リポーターがニューヨークの街角に立つ。

「あのビルは野村不動産が買収しました。あの円筒形のあのビルは三菱商事が50%シェアも持っています。あのビルは秀和、あのビルは…」のショッキングな映像で始まる。

 

見応えある力作だった。

なによりも自分の若きころ、どの同時代で起きた物語は実感をもって迫るものがある。

凋落し始めた頃、退任した頃に撮った両氏のインタビュー映像も流れた。

気迫あった表情からとまどいに表情へ、生気が失われていた。

当時、テレビ大阪の「関西ビジネス最前線」という経済番組のADをしていた。

中内の店内巡回の取材や、尼崎のつかしんオープンなど記憶にある。

 

堤清二「ダウンサイジングすることが出来なかった」

中内と堤、安売りと文化戦略。

当時のタイの百貨店で日本人のおばちゃんが「日本人半端ないわよ。まだまだ買うよ!」と怪気炎。

完全にミナミをスーツケースを2つ押して闊歩する爆買い中国人と被る。

こんな時代だったのか…。

あのもの悲しい番組テーマ「パリは燃えているか」が同時代の映像に流れる。

昭和委60年代、いや平成さえすでに歴史上の時代なのだ。