突然ですが、55歳なんて若いよなあ、と思った。
自分が55歳のときを今思い出して、けっこう動けたことを思い出す。
旅先でジョギングしたり、旅行した次の日から普通に仕事したり…。
全力疾走も…たぶん出来た…ような気がする。(笑)
こんな感じで10年後、65歳なんて若いよなあ って思うのかな。
今日はいつもより早めに出る。
11時過ぎ上映の映画を観る。
韓国のポリティカルサスペンス『ソウルの春』@MOVIXあまがさき
映画配信のU-NEXTで3600ポイント貯まっていた。
1500ポイントで主要な映画館で一本見ることが出来る。
U-NEXTは月額2189円と高いのでこれは期限前に使い切ろうと。
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。
1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止するべく立ち上がる。
「工作 黒金星と呼ばれた男」のファン・ジョンミンがチョン・ドゥグァン役、「無垢なる証人」のチョン・ウソンがイ・テシン役で共演し、「アシュラ」でも2人と組んだキム・ソンス監督がメガホンをとった。2023年製作/142分/G/韓国 原題または英題:12.12: The Day 公開日:2024年8月23日
これまで何本も実話ベースの韓国のポリティカルサスペンスを見た。
「KCIA 南山の部長たち」「工作」「1987 ある闘いの真実」「タクシー運転手 約束は海を越えて」「光州5.18 」
観るたびに思う。
これは自分の生きた時代の歴史なのだと。
1979年12月、朴正煕暗殺の年、僕は22歳、金沢に住む大学生だった。
サザンの「いとしのエリー」が流れていた。
1980年5月、光州事件の年、僕は23歳、まだ大学生。
バックパックの世界旅行へ行くため、休学してバイト生活。
1987年、民主化闘争の年、日本は国鉄民営化、僕は30歳、四国高松へ半年間の出稼ぎに行った。
今回の映画「ソウルの春」は「KCIA 南山の部長たち」の暗殺の翌日からの物語。
つい最近「KCIA 南山の部長たち」をU-NEXTで見直したばかりなので事実関係やキャストはよく理解出来た。
キム部長が暗殺した直後、同じ車に陸軍参謀長が乗っていたが、
今回の「ソウルの春」でその役を殺されたばかりの朴大統領を演じた人がやっていた!
全斗煥は「工作」や「国際市場で逢いましょう」や「ナルコの神」の名優ファン/ジョンミン。
この人の名前はもう憶えた。
盧泰愚の役は知らない役者だった。
でも、そうか、このクーデターで全斗煥の片腕だった第9師団の師団長が盧泰愚だったのか。
見終えて感想をA木へLINEでつぶやく。
*映画の雰囲気は「日本の一番長い日」「シン・ゴジラ」を思い出す。
*クーデターを抑える首都防衛の司令官は任官を固辞する。そのあたりは会津藩の悲劇を思わせる。
*悪役の一人である国防長官を演じてた役者は「新感染」で嫌われ役でゾンビになるバス会社の社長と同じ役者。
*韓国の役者は全員が軍役を経ているのでなんだか様にになっているように思う。
日本ならあのチャラい役者が軍人を演じている、と思ってしまうのだろう。
*光州事件で投入された空挺旅団がソウルで激突寸前だったとは、1979年当時、韓国の
一般人は知らなかったのだろう。
* 韓国軍が各部隊がやたら出てくるので混乱はする。テンポも速いし、
セリフも「シン・ゴジラ」的に早口だし。
*ちなみに「ソウルの春」とは1960年代の「プラハの春」が由来。
民主化を春と呼ぶのだが、どちらにも春は遠かった。
昼ごはんは同じあまがさきキューズモールの「カプリチョーザ」へ行く。
今日は休むつもりだったが午後から会社へ。
番組予告ページの素材を会社のパソコンに入れたままだった。
その他、打合せをして早めに帰宅。
カレーうどんを食べて、夜にプールで歩く。
マサオが「無宿(やどなし)」を観て、酷評してきた。
大好きな映画で、ヤツも気に入ると思ってDVDを送ったのだが…。
masaoyoshida0101.hatenadiary.com
でもまあ、感想はそれぞれだし、こちらから一方的に送りつけているのだ。
ある意味、動けないヤツを文化的に支配しているのだ。
マウントをとって、どうだ!面白いだろ、と。
抵抗されるのも無理はない。