ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2024年8月28日(水) ナオミ・ワッツに魅せられて

日没後の御前浜にて エノキの巨樹の下で四股を踏む。

 

台風10号(サンサン)は遅遅として進まず。

晩夏の列島はこのやっかいな空気のかたまりに一週間近く右往左往させられている。

暇なのにどこへも行かない、行けない僕は家に籠もり、映画を2本観て、昨日と同じ今日を過ごした。

終わり。

 

デスクのパソコンをiMacからMac mini にした。

パソコンのスペックそのものも大きくアップした。

ネット環境もWi-Fiから有線LANにして劇的に速くなった。

加えてBluetoothのつながり具合もいい。

キーボードやマウスはもちろん、BOSEのスピーカー、オーディオテクニカのヘッドフォンもONにするだけで自動的かつ優先的につながる。

心配性の僕は、こんなにスムーズでいいのかしら、と逆に落ち着かない。

いつか突然トラブルが発生するのでは? と。

 

おととい、めんどくさいを越えていけ、と書いた。

今回のパソコン環境の更新も思えば手間はかかっている。

3月の日録に書いた。

2024年3月17日(日) 「 更新 」 その面倒くさいを越えてゆけ! - ぷよねこ日々御留書 since2023

いま、これをパタパタと書いているiMacが5年経ち、いろいろと動きが悪くなっている。

更新すればいい。

でも、面倒くさい。

データやアプリを移行したり、登録し直したり、配線をやり直したり、バックアップの設定したり…。

面倒くさい。

67歳にして「面倒くさい」をのり越えたのだ。

他のことももう少しがんばって乗り越えよう。

 

ネットニュースで民主党の応援演説の動画を観た。

左派(サンダースに近い人らしい)のアレキサンドラ・オカシオ・コルテスが応援スピーチをした。

よく〇〇に元気をもらう、と言うがホントかなと思っていた。

でも、これを観ると確かに元気が出る。

 

    

 

女優で映画を見る。

もとからキレイな女優さんだなと思っていたが、ここんとこ50代のナオミ・ワッツの美しさに惚れ直している。

いま55歳、「キング・コング」に出演したのがなんと37歳と遅咲きだった。

もうひとり推しのダイアン・レイン(59)が子役でデビューしたのとは対照的。

ふたりに共通しているのはいまも美しいということ。

暇にまかせて過去作をサブスクで見ていく。

 

ザ・バンク 堕ちた巨像』@Netflix

主役はがっつりクライブ・オーエンで、彼女は準主役。

たぶん40になったか、ならないかの頃に撮影されている。

ワールドワイドな展開で難攻不落の巨悪に迫るポリティカル・サスペンス。違法行為に手を染める国際的な巨大銀行を追跡するインターポール捜査官が、執拗な妨害工作に遭いながらその実態と真相の究明に奔走する。主演は「トゥモロー・ワールド」のクライヴ・オーウェン。共演に「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ。監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマンと共に、世界中の富裕層から莫大な資金が集まる欧州拠点の国際銀行IBBCの捜査に当たっていた。そこではかねてより不審な資金の流れがある、との極秘情報を得ていたのだった。2009年公開

プロットはちょっと複雑、配信だと少し戻せるのが嬉しい。

後半、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で激しい銃撃戦がある。

あれはセットなのだろうか。

だとしたら、相当大がかりだし、ロケだとしたら…あんなことが可能なのだろうか。

 

もう一本見る。

『インフィニット・ストーム』@Netflix

2022年の映画、五十代になったばかりの頃の主演作品。

ポーランドの女性監督、ナオミ・ワッツ本人もプロデュースしている。

実話ベースの山岳遭難もの。

ニューハンプシャー州のワシントン山を登山中、ベテラン登山家は猛吹雪に見舞われ、山頂に到達する前に引き返そうとする。しかし下山途中、立ち往生している1人の男性と遭遇し、嵐で命を落とすことなく日没前に2人そろって下山しようと決意する。実話に基づく物語。

アメリカのワシントン山(1917m)、ロケ地はスロベニアだとのこと。

セレブやエリート風の彼女より、ノーメイクで自然光のナオミ・ワッツがいい。

作品としての口コミは散々だったけど、僕は楽しめた。

あえて作り物の美談にしなかったのことが、逆に説得力を増したと思う。

顔のしわも魅力のひとつ。ワッツと山は意外だったが凄くマッチして。
普段もトレッキングやジョギングはしてるのだろう。

この映画、特筆すべきは映像の美しさ。
光の配置がワイエスやホッパーを思わせる。

舞台となったのは米東海岸ニューハンプシャーのホワイトマウンテン。

舞台となったワシントン(1917m)は世界でもっとも気象の激しい山のひとつだと言う。

ワシントン山は、アメリカ合衆国北東部の最高峰であり、ミシシッピ川以東では麓との標高差が最も高い山である。気象が危険なほど変わりやすいことで有名である。2010年までの76年間で、頂上の気象観測所で記録した地表最大風速は、1934年4月12日午後の 231マイル/時 だった。

 

実は…

2005年9月末、僕はこの山に登っている。

ニューイングランドメイン州ニューハンプシャー州、ヴァーモント州をドライブしたときに立ち寄った。

ニューハンプシャーのホワイトマウンテン(ホワイト山地)にあるこのワシントン山には頂上まで行ける蒸気機関車の登山鉄道があり、世界最古だという。

これに乗って頂上へ行った。

もうひとつヴァーモント州ストウにあるマンスフィールド山(1340m)で、こちらは登山口から歩いて登った。

 

山頂は濃霧、かつ強風だった。てんもビビっている。(笑)

 

1700mクラスだと日本なら伯耆大山くらいか。

でも、緯度が高く、気象条件も違う。

冬は、北東部と大西洋の間の温度差があるために、海岸部に沿って低気圧が発生しやすい。これらの要因が組み合わされ、ハリケーンを上回るような風が、年平均110日も発生している。11月から4月までこの強風は3日に2日の割合で起こっている。

wikiにによると冬場はハリケーンを上回る強風らしい。

僕が行ったのは9月末だったが、それでも、ここはヤバイ、と感じた。

 

周辺のホワイトマウンテン国立公園、ここからヴァーモントの道はマジで美しかった。

ボルボステーションワゴンで夕陽を浴びて走りながら再訪を誓ったが…。

登山鉄道の車窓からトレッキングする人々が見えた。
冬は映画のように凄まじい爆風の稜線になるのだろう。

周辺の山々、もし一週間あとなら感動的な紅葉になっていたのだろう。

      

 

夕食はカレー粉を一切使わない夏カレー。

ひよこ豆とオクラとトマトと海老が入っている。

      

    

 

夜、風呂だけ入りにグンゼスポーツへ行く。

ちょっと胃の中にガスがたまってる感覚あり。

そろそろかも…?