猛暑でガマン出来ないというほどはないが、夏の終わりにやってくる涼しい日がまだ来ない。
ときどき夏休みで軽井沢に滞在している人のブログを読むと「今朝は18℃、肌寒いくらいでした」とある。
夏に涼しい高原で過ごすという幸せ。
富裕層をうらやむことはないけれど、これはマジで羨ましい。
別荘は持っていないけど、よくよく考えたら行けないことはない。
2週間くらいの休暇はリモートワークも出来るし、決して不可能ではない。
なのに踏み出せない。
資金の問題ではなく、要は心のフットワークが悪くなっているのだ。
それと健康不安…もある。
大きな病気というより、ちょっとした疲労や胃腸の具合を心配してしまう。
若さを失うというのは悲しい。
でも、そのかわりに得たものがあることを考えよう。
かつて独身の頃、真夏は海外旅行こそしなかったけど、ひとりでテント担いで上高地で
一週間ほど過ごしたりしてたことを思い出した。
小梨平にテントを張りっぱなしにして槍ヶ岳まで往復したり。
いま思うと疲れることを楽しめていたんだな。
この2ヶ月でデスク周りの環境は整った。
過去最高ではないか、と思えるくらい。
パソコン(Mac mini)は M2プロでメモリー16GBと過去最高のスペック。
ネット回線を有線LANにして、これも過去最速。
スピーカーもヘッドフォンもチェアも新しいもの(中古あり)買い換えた。
会社にも一台、ノートも一台、iPadも一台ある。
まるで自らの老いぼれっぷりを補うように周辺は完備している。
身体のどこかが痛むこともない。
老化由来の不具合に目をつむれば概ね良好。
仕事はまだ現役で毎月の収入もある。
分不相応の暮らしはしてないが、それでも うまく行きすぎてる、と思う。
いま借金があるわけではないが、いつかクレジットカードの請求が来るような不安もある。
ある友人から「年金生活始まると、マジでえぐいよー、現役時代との落差が…」と言われた。
いつまでキープできるだろう。
終わりが近い、ということしか分からない。
贅沢な不安?
ずっと自宅にこもっていたが、夕方 図書館へ行く。
その足で銀行のATMへ行き現金を預け現金を引き出す。
帰宅後、海辺をジョギング、いやJog&Walk。
amazonミュージックで晩夏の歌を探してリストにした。
森山直太朗「夏の終わり」、松任谷由実「晩夏」、サザンオールスターズ「真夏の果実」…。
Jog&Walkの途中、iPhoneで撮った西宮浜の夕景。
左端のゴミ処理場を生成AI アプリに任せると…イスラム寺院みたいな建物が…!