ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年4月12日(水) 黄砂と牛皿とヘミングウェイ

マンガにあった吉野家牛皿と冷酒の画  かの団鬼六氏が愛好した飲み方でもあった。

 

黄砂が列島を襲うとの予報。

朝は雨なので大丈夫だが、午後からは警報出るぞ的に脅されている。

北京市内の映像をニュースで見たら、エラいことになる、と思った。

が!

脅されたせいか、思ったほどではなかった。

六甲の山影も消えなかったし、かすかに煙った感じだった。

日記を遡るとこんな日もあった。

shioshiohidaneko.hatenadiary.com

秋にも黄砂は来るのだとこのとき初めて知った。

というか、もしかしてこれは朝霧だったのかな。

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今日は担当Dが夕方に取材に出るのでポスプロ編集を途中からレスキューに入る。

19時前に終了、ぶらり梅田へ戻り、ウエダ商店で野球中継観ながら翠ジンソーダと柿の種小袋で350円也。

ぶらりは止まらず、堂チカの吉野家牛皿大と冷酒(柏露の本醸造)で855円也。

〆は決めていた。

インディアンカレーのライス少なめで870円也。

 

帰宅後、ディズニー+で観たかった映画「エンパイア・オブ・ライト」を観る。

イギリスの海沿いの街にある古い映画館を舞台にしたドラマ。

映画の中でわけありの中年男女がウイスキーグレンフィディック)をストレートで飲む。

触発されてブラックブッシュを8オンスほど。

時代は1980年代始めで、ちょうど僕が初めてバックパッカーとして欧州旅行した頃。

流れる音楽も、舞台の劇場にかかる映画も懐かしい。

何もかも懐かしい。

「何を見ても何かを思い出す」映画だった。

最近はそんな映画や小説が多い。

というか、自分が「何を見ても何かを思い出す」体質というか世代、年齢なのだと思う。

それだけ経験を積んできたってことですよね。

ある意味、財産だと思えばいい。

若い人には愉しめない味わいだ。

 

 

ふと思った。

何を見ても…はヘミングウェイの短編集のタイトルだったか…。

 "I Guess Everything Reminds You of Something"

ふと思った。

ヘミングウェイは何歳まで生きていたのか。

この境地に達したのはいくつの時だったのか。

調べたら享年63  …そうか、自殺だったな。

いまの自分より若かったのか。