黄砂が列島を襲うとの予報。
朝は雨なので大丈夫だが、午後からは警報出るぞ的に脅されている。
北京市内の映像をニュースで見たら、エラいことになる、と思った。
が!
脅されたせいか、思ったほどではなかった。
六甲の山影も消えなかったし、かすかに煙った感じだった。
日記を遡るとこんな日もあった。
shioshiohidaneko.hatenadiary.com
秋にも黄砂は来るのだとこのとき初めて知った。
というか、もしかしてこれは朝霧だったのかな。
今日は担当Dが夕方に取材に出るのでポスプロ編集を途中からレスキューに入る。
19時前に終了、ぶらり梅田へ戻り、ウエダ商店で野球中継観ながら翠ジンソーダと柿の種小袋で350円也。
ぶらりは止まらず、堂チカの吉野家で牛皿大と冷酒(柏露の本醸造)で855円也。
〆は決めていた。
インディアンカレーのライス少なめで870円也。
帰宅後、ディズニー+で観たかった映画「エンパイア・オブ・ライト」を観る。
イギリスの海沿いの街にある古い映画館を舞台にしたドラマ。
映画の中でわけありの中年男女がウイスキー(グレンフィディック)をストレートで飲む。
触発されてブラックブッシュを8オンスほど。
時代は1980年代始めで、ちょうど僕が初めてバックパッカーとして欧州旅行した頃。
流れる音楽も、舞台の劇場にかかる映画も懐かしい。
何もかも懐かしい。
「何を見ても何かを思い出す」映画だった。
最近はそんな映画や小説が多い。
というか、自分が「何を見ても何かを思い出す」体質というか世代、年齢なのだと思う。
それだけ経験を積んできたってことですよね。
ある意味、財産だと思えばいい。
若い人には愉しめない味わいだ。
ふと思った。
何を見ても…はヘミングウェイの短編集のタイトルだったか…。
"I Guess Everything Reminds You of Something"
ふと思った。
ヘミングウェイは何歳まで生きていたのか。
この境地に達したのはいくつの時だったのか。
調べたら享年63 …そうか、自殺だったな。
いまの自分より若かったのか。