ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年3月20日(月) 島根&鳥取 山陰路を行く Day 3

 

起きたら今日も快晴だった。

お天気運を使い果たしてしまった?

なんて悲観主義者なんでしょう。

 

朝、セルのメガネ(遠近両用)がないことに気づく。

きのう転倒したときに外れて落としたのか?

部屋中を探すが見つからない。

転倒して動転してそのままホテルへ帰ってきたのか。

 

頭頂部のたんこぶは小さくなっていた。

いまだにどう転んだら、こんなコブが出来るのかわからないまま。

酩酊していたわけではな。

宍道湖の畔で少し日本酒を吞んだが、とっくに醒めていたという自覚だった。

老化による運動の不具合とか、慣れない自転車とかの条件が重なったのだろう。

よりによってヘルメットを被ってないときに、しかもママチャリで転ぶなんて…。

歩いていても転倒して頭をぶつけることだってある。

アラートだと受け止めよう。

 

天気がいい。

さて、どうしようか?

チェックアウトして松江城へ歩く。

途中、転倒したローソンでメガネの落とし物がなかったか確認するも…なかった。

雲ひとつ無い春の青空、早朝なので国宝天守周辺にも人が少ない。

タクシーで松江駅へ。

地域クーポンで「豊の秋 特別純米」とのどぐろの炊きこみご飯の素を買う。

9時24分発のスーパーまつかぜ鳥取へ向かう。

観光列車「あめつち」という選択肢もあったのだが、松江〜鳥取に3時間半かかるのと、

ネットの口コミで展望がそれほど良くない長時間の列車はキツいとあったので回避した。

スーパーまつかぜも大山以外はそれほど展望がいいわけではなかった。

2月に乗った五能線の車窓とは比べるべくもない。

 

スーパーまつかぜの車窓に伯耆富士

鳥取に11時前に着く。

徒歩5分のたくみ工芸店へ行く。

石飛窯の小さなマグカップと小鉢を購入。

駅で砂丘そばを食べる。

12時5分発 因美線の普通 智頭行きに乗る。

ここからの車窓がいい。

春の里、光溢れて、菜の花の黄色と緑が増えた田園、遠くの雪を残した山々の間を列車は走る。
桜(主にそソメイヨシノ)より、すこし前に咲く木蓮や桃や梅や菜の花で里は慎ましくも華やか。

山肌に白く見える花はモクレンだろうか。

午後 1 時前に智頭に到着。

観光案内所で情報を仕入れて、荷物を預かってもらい散策に出る。

 

智頭の千代川、鳥取市を流れ日本海へ注ぐ。

智頭は宿場町でもある。この町出身の映画監督 西河克己記念館もある。

智頭は安西水丸さんもお気に入りだった。

鳥取最古の造り酒屋「諏訪泉」で2本購入。「夏子の酒」にも登場する酒蔵です。

 

豊かな山の町 智頭の散歩の様子はいずれフォト日記にアップします。

晴れてあたたかな春の日に訪れた小さな町の印象はいい。

出会って、少し言葉を交わした女性たち。

観光案内所で気軽にバックパックを預かってくれた女性、

諏訪泉の酒蔵で試飲させてくれた小柄な女性、「夏子の酒」の夏子を彷彿した。

とうふちくわを買った駅前のスーパーのレジ係の女性の明るい対応も好印象。

鳥取智頭はいい町でした。

 

15時24分発のスーパーはくとで帰途につく。

自由席は座れないことはないが、そこそこ混んでいた。

18時前に帰宅。

この出張で日本酒を4本購入してしまった。

・和心@岡山さかばやし

・豊の秋@松江駅売店

・諏訪泉モモンガラベルとキノコラベルの生酒@智頭「諏訪泉」

まだ冷蔵庫にはA部さんにもらった美丈夫と盛典がある。

飲みすぎに注意。