ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年3月19日(日) 島根&鳥取 山陰路を行く Day 2

市民マラソンですが、日本学生女子ハーフも兼ねているのです。

ハレー!

谷岡ヤスジ風に叫びたくなるくらいの快晴の朝です。

昨日は久々の出張の4人吞みで少し飲みすぎたので心配したがなんとか体調維持。

セブンイレブンで珈琲とドーナツ一個を買い、歩いて会場に入る。

中継する地元局は準備に忙しい。

10時02分にハーフマラソンがスタート、孤老の僕はスタート直後を撮影したあと、

5㎞過ぎの宍道湖大橋の登りを沿道で撮影、その後、報道控え室で中継を観る。

取材対象の関西の大学ランナーが先頭集団に2人入っている。

後半のアップダウンで振り落としが始まる。

粘れ!とテレビに向かって祈る。

そろそろフィニッシュという頃に最後の直線手前のカーブで撮影。

望遠レンズの向こうに、実業団ランナーと競り合う大学生が視野に入る。

果たして…。

ハーフマラソンの優勝は実業団ランナーだったが、日本学生女子ハーフの優勝は関西勢のワンツーフィニッシュ!

頑張りました。

想像以上の展開に取材班も満足、インタビュー、表彰を撮り終えて撮影終了。

素材をホテルに持ち帰りMacBook Airにコピー、撮影スタッフを見送り、編集作業に入る。

3時間ほどで編集アップ。

ぐったり。

 

  

 

一仕事終えて、ホテルのレンタサイクルで宍道湖畔へ行く。

和心一合をサーモボトルに入れ、コンビニで酒のつまみを仕入た。

宍道湖の夕景とは相性がいい。

紅く染まる宍道湖をこれまで何度見ただろう。

2006年以来、来るたびに一度は見ることが出来た。

県立美術館から嫁ケ島を望むポイントまで移動しながら写真を撮る。

神々しいほどの落日。

 

宍道湖の落日 出雲大社のあたりに日が沈む。

落日後にもういちど見せ場がある。

焼け戻しという現象。

毎回あるわけではないが、雲や空気の密度でふたたび空が染まるのだ。

日が沈んだ地には出雲大社がある。

宇宙を感じさせる空と湖の一枚画。

見物客が少なくなった石段に坐ってぐびりと飲る。

一仕事終えて安堵感に包まれる。

 

美しき落日を見られたシアワセな人々

沈んだ後、ふたたび空が色づくのだ。

 

かなり寒い。

コンビニでホッカイロを買って背中と腹に貼ってちょうどいいくらい。

きのう飲んだので今日はもう飲まなくてもいい。

なにか温かいものが食べたい。

帰路、新しげな塩ラーメンの「塩名人」なる店を見つけたので迷わず入る。

餃子と塩ラーメン。

「塩名人」という店名に期待したが、普通の塩ラーメンでした。

 

あしたの朝ごはんを仕入れにもういちど宿の近くのローソンへ行く。

その帰り、レンタサイクルを漕ぎ出した直後に転倒した。

地面に転がり、頭頂部に近いところをアスファルトにぶつけた。

さわるとコブが出来ていた。

どういうふうに転んで、どういうふうにぶつけたのか、わからない。

レンタサイクルで、いつも乗っているママチャリに比べ、やたらとペダルが軽かったせいか。

タンコブの周りの髪を触ると手に血がついた。

シャワーで流す。

湯が赤くなるほどの出血ではなかった。

 

こんな転倒もあるのか…。

いまロードバイクに乗るときはヘルメットをしている。

ママチャリでも、しかも出だしでも、転けることがあるのか。

晴れて、取材対象が優勝して、一仕事して、美しき夕景を見て、と。

イイコトづくめだったのに…好事魔多し。

これくらいで済んでよかったと思おう。