ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年1月31日(火) 播磨国 あかしの夜

昨日は紀泉、今日は播磨。夜に浮かぶ明石城の櫓です。

2023年も12分の1が終わる。

一年は一箱のチョコレート、とフォレスト・ガンプが言ったかどうか。

とにかく、1ダースのルックチョコを一粒食べてしまった。

加速度的に人生が閉じていく。

 

昼前に請求書のプリントアウトにセブンイレブン、予約した本を借りに図書館へ行く。

北上次郎「感情の法則」「記憶の放物線」、益田ミリ「永遠のおでかけ」「都道府県 女ひとりで行ってみよう」

森沢明夫「大事なことほど小声でささやく」、田中小実昌「バスにのって」の5冊。

 

午後から編集チェック。

同時のあすの幼稚園ロケのワンマンクルー撮影の準備をする。

65歳のひとり撮影、悪くないな。

 

編集チェックを終えて、今日は前泊する明石へ移動。

JRが乱れている。

これデフォルトですね。

運転見合わせでない限り気にならない。

帰宅時の新快速はいつも混んでいる。

カメラ機材と幼稚園へのお土産(番組記念品)を持っているのでラッシュは辛いな。

 

7時半頃、明石駅に着く。

明石城の堀沿いにあるグリーンホテルにチェックイン。

部屋から左右対称のふたつの櫓が見える。

 

8時、魚の棚(うおんたな)へ行く。

田中屋という酒屋がやっている立ち吞み処「たなか」。

超人気店だが閉店まで1時間だから意外に空いていた。

初めて来たのは2020年の6月だった。

コロナの流行も半年くらいで終わるだろうと思われていた頃、無粋なアクリル板もなかった。

「たなか」はまたゆっくり来たいと思った良い店だった。

なかなか再訪出来なかった。

*「たなか」のレポートはぷよねこ減量日記でアップ予定

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入って店の中を見渡してすぐに“ここはいい”と僕のセンサーが反応した。

なにが?と聞かれると困るけど、まずスペース、ほどよい狭さ。

メニューの手書き文字、短冊のひしめき具合がいい。

そして、カウンターの中のビジュアルがいい。

 

4人くらいの女性ばかり。

てきぱきと動き、見ていて気分がいい。

全員それぞれにべっぴんさんだ。

美人とはちょっと違うけど。

いやらしいたとえになるのを恐れずに言えば、彼女たちを見ているだけで酒の肴になる。

もちろん大皿に載った料理は美味しかった。

実は何を食べて飲んだかは定かではない。

 

料理の担当とお酒の担当は別らしい。

日本酒をたのむとその人が、料理をたのむと別の人が対応してくれる。

これも妙味。

隣の爺さまがカウンターの彼女たちに絶え間なくしゃべりかける。

ちょっとうるさいが女性たちのあしらいも巧い。

またいつかこの店だけに来たいなと思った。   2020/6/20

 

ハートランドビール、鶏もつ味噌煮、開運にごり、栃尾厚揚げ焼。

もう少し吞みたかったが寸止めとする。

明日は早い。

 

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