ぷよねこ日々御留書 since2023

「にちにちおとどめがき」 毎日更新 日々の記録です。

2023年1月19日(木) 播州 加古川を歩く。

朝、パソコン作業をして1時間ほどすると首筋や肩が異様に硬くなって痛い。

毎日欠かさずとはいかないけど、ストレッチもラジオ体操もしてるのに。

なんて書いてて、あ、そうか、これ寝違いか! と気がつく。

おととしの今頃登った播磨アルプスの高御位山(たかみくらやま)標高は304m

 

今日はちょっと遠出しました。

と言っても県内、と言っても快速で乗り換え無しで小一時間。

それくらい通勤してる人もいるくらいの距離かも。

行き先は加古川兵庫県西部、播磨の国。

撮影の事前取材(下見)です。

 

加古川駅から北へ歩いて30分くらい。

幼稚園の園長先生(♂ 64歳)がマラソン愛好家で大阪マラソンに出場する。

全国すべての都道府県のフルマラソンを完走に挑むランナーなのです。

65歳のディレクターが64歳のランナーを取材する。

高齢化社会です。(笑)

ま、お互い元気にやってるのは素晴らしいことです。

中学の社会科教師から始まり、部活の顧問もして、県の教育委員会を経て、

小学校の校長で定年を迎え、60歳から市立の幼稚園の園長をつとめている。

同じ時代を生きてきたのに、なんだか立派過ぎて畏れ多い。

ご本人はちっとも堅苦しくなく気さくな方でした。

今の幼児園事情を聞く。

日本の経済状況や少子化、社会全体の変化が幼稚園にいまに現れているのだと知る。

孫はもちろん、子供がいない僕らは感じ得なかったこと。

そうだったのか、そういう事情があったのか、と少なからず驚いた。

また別記事で触れたいと思う。

 

帰りは駅まで車で送ってもらう。

3時過ぎ、まだ時間がある。

せっかく加古川へ来たので少し散歩して帰ろう。

通り過ぎたことは何度もあるが、降り立ったことはなかったので街そのものは知らない。

駅の立ち食い蕎麦で小腹を満たす。

姫路名物えきそばの「まねき」でごぼう磯辺揚げそば、これ旨かった。

ちなみに姫路えきそばとは出汁は和風のしょうゆ味、麺は中華麺なのです。

うどんだしと中華麺。

昔、子どもの頃に近所の製麺所で食べた記憶がある。

当時、「まぜ」でというと、うどんと中華麺をハーフハーフで出してくれた。

出汁はうどん出汁だった。

 

加古川に行きたかった場所があった。

「盛典」を作っている岡田本家という酒蔵だ。

JR加古川駅からは2㎞ほど南にある。

加古川はJRの駅と海側にある山陽電鉄の駅が4㎞近く離れている。

明石や姫路や神戸はほぼ同じ場所にあるのになぜだろう?

山陽電鉄加古川駅という駅名はない。

尾上の松、浜の宮、別府…各駅停車しか停まらない小さな駅ばかり。

町の成り立ちが違うのだろう。

岡田本家は浜側にある。

JRの駅と山陽電車の駅のほぼ中間地点。

〇〇本家と名のつく蔵は地元の有力者であった証

なかなか風情のある立派な酒蔵だった。

「試飲出来ます」とあるので直売所の暖簾をくぐってみた。

直売所は誰もおらずひっそりとしていた。

法被を着た女性が来て対応してくれる。

駅から遠いし、平日に訪れる人はほとんいないのだろう。

試飲出来るのは「盛典 テクニーク」という酒だけだった。

これなら飲んだことある。

愛飲してます。

でも、驚いたことに近所のユアサで買ったときは900円だったのに直売所では1100円だった。

何か市販のものとは違うのだろうか?

不思議に思ったが言わずにおいた。

発泡にごり酒を一本購入。

 

山陽電車浜の宮駅まで歩く。

今日は8㎞ほど歩いたかな。

浜の宮に新開地行きのS 特急というのが来た。

ほとんど各駅停車だが東二見から特急になるのだろう。

 

まぐろの中とろとづけ、美しい。

今日は鮨に決めていた。

ことし初の三宮高架下の「鮨一」です。

おまかせ8貫と追加で いか、いくら手巻き、鉄火の細巻き

ぶりとろがを食べようと目論んでいたが、隣の一人客が2貫頼んだところで品切れとなる。

でも鮨欲は満たされた。

 

昔は仕事がらみで近畿圏のどこの町へ行っても、あくまで仕事。

町そのものに興味を持たずにスルーしていたが、今はどこを歩いても面白い。

天気がいいなら尚更。

加古川下見散歩と鮨酒堪能の一日でした。

本番までに加古川河川敷をメインにもういちど来てもいいかな。(笑)