朝、パソコン作業をして1時間ほどすると首筋や肩が異様に硬くなって痛い。
毎日欠かさずとはいかないけど、ストレッチもラジオ体操もしてるのに。
なんて書いてて、あ、そうか、これ寝違いか! と気がつく。
今日はちょっと遠出しました。
と言っても県内、と言っても快速で乗り換え無しで小一時間。
それくらい通勤してる人もいるくらいの距離かも。
撮影の事前取材(下見)です。
加古川駅から北へ歩いて30分くらい。
幼稚園の園長先生(♂ 64歳)がマラソン愛好家で大阪マラソンに出場する。
全国すべての都道府県のフルマラソンを完走に挑むランナーなのです。
65歳のディレクターが64歳のランナーを取材する。
高齢化社会です。(笑)
ま、お互い元気にやってるのは素晴らしいことです。
中学の社会科教師から始まり、部活の顧問もして、県の教育委員会を経て、
小学校の校長で定年を迎え、60歳から市立の幼稚園の園長をつとめている。
同じ時代を生きてきたのに、なんだか立派過ぎて畏れ多い。
ご本人はちっとも堅苦しくなく気さくな方でした。
今の幼児園事情を聞く。
日本の経済状況や少子化、社会全体の変化が幼稚園にいまに現れているのだと知る。
孫はもちろん、子供がいない僕らは感じ得なかったこと。
そうだったのか、そういう事情があったのか、と少なからず驚いた。
また別記事で触れたいと思う。
帰りは駅まで車で送ってもらう。
3時過ぎ、まだ時間がある。
せっかく加古川へ来たので少し散歩して帰ろう。
通り過ぎたことは何度もあるが、降り立ったことはなかったので街そのものは知らない。
駅の立ち食い蕎麦で小腹を満たす。
姫路名物えきそばの「まねき」でごぼう磯辺揚げそば、これ旨かった。
ちなみに姫路えきそばとは出汁は和風のしょうゆ味、麺は中華麺なのです。
うどんだしと中華麺。
昔、子どもの頃に近所の製麺所で食べた記憶がある。
当時、「まぜ」でというと、うどんと中華麺をハーフハーフで出してくれた。
出汁はうどん出汁だった。
加古川に行きたかった場所があった。
「盛典」を作っている岡田本家という酒蔵だ。
JR加古川駅からは2㎞ほど南にある。
加古川はJRの駅と海側にある山陽電鉄の駅が4㎞近く離れている。
明石や姫路や神戸はほぼ同じ場所にあるのになぜだろう?
尾上の松、浜の宮、別府…各駅停車しか停まらない小さな駅ばかり。
町の成り立ちが違うのだろう。
岡田本家は浜側にある。
JRの駅と山陽電車の駅のほぼ中間地点。
なかなか風情のある立派な酒蔵だった。
「試飲出来ます」とあるので直売所の暖簾をくぐってみた。
直売所は誰もおらずひっそりとしていた。
法被を着た女性が来て対応してくれる。
駅から遠いし、平日に訪れる人はほとんいないのだろう。
試飲出来るのは「盛典 テクニーク」という酒だけだった。
これなら飲んだことある。
愛飲してます。
でも、驚いたことに近所のユアサで買ったときは900円だったのに直売所では1100円だった。
何か市販のものとは違うのだろうか?
不思議に思ったが言わずにおいた。
発泡にごり酒を一本購入。
今日は8㎞ほど歩いたかな。
浜の宮に新開地行きのS 特急というのが来た。
ほとんど各駅停車だが東二見から特急になるのだろう。
今日は鮨に決めていた。
ことし初の三宮高架下の「鮨一」です。
おまかせ8貫と追加で いか、いくら手巻き、鉄火の細巻き。
ぶりとろがを食べようと目論んでいたが、隣の一人客が2貫頼んだところで品切れとなる。
でも鮨欲は満たされた。
昔は仕事がらみで近畿圏のどこの町へ行っても、あくまで仕事。
町そのものに興味を持たずにスルーしていたが、今はどこを歩いても面白い。
天気がいいなら尚更。
加古川下見散歩と鮨酒堪能の一日でした。
本番までに加古川河川敷をメインにもういちど来てもいいかな。(笑)